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誹謗中傷って、何?
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>>123
それなんですが、むしろ「知ろうとする努力義務が足りないのだ!」と、事後になってから責め立てられるようなことが続けば、なおのこと「知ることによって義務を負いたくない=無関心」が増えるのではないかと思います。
「先覚者はエライけれども、先覚者に促されて知った人間は偉くない」
「先覚者はエライのだからその言うことを聞かなければならない」
「先覚者に促されるまで知らなかった人間は、恥を知らなければならない」
というような、ある問題を問題としてみるか見ないかを巡って生まれる一種の優越的感情が、後から知る人を「できれば先に知った人の風下に立ちたくない」という気分にさせてしまいます。
逆に、「さらにたくさんの風下(後から来た人)を増やすことで、自分の地位を準先覚者にしよう」という発想も出てくるでしょう。
それは所謂宗教における信者の獲得の経緯と同じなのですが(^^;)
ある問題が問題だと考える人々が、他の人間にも同じように問題を共有してほしいと思うときに、それを今まで知らなかった人間に「罪悪感」を持たせるようなやり方というのは、一種の脅迫と同じなんですね。
「お前はそんなことも知らなかったなんて、なんて悪い奴なんだ」と。気のいい人や自分の評判が気になる人は、「自分が悪い人間だったなんて信じたくない」から、指摘した先覚者の意図に従う。
そうでない(そして大多数の)人は、「余計なお世話だ。お前の指摘が間違ってるんだ。お前の風下に置かれて、なぜ罪悪感を感じなきゃならないんだ!」という反発から、それ以上知ろうとすることをやめてしまいます。
問題が問題であると指摘をした人間の主目的が、「相手に罪悪感を負わせること」なのか、「問題解決のための支持者を増やすこと」なのか、どちらかがはっきりしないのが問題でもあります。
多くの場合、「罪悪感を負った人々を、弱者の代弁者が使役する」という形に発展していきますが。
「お前は悪い奴だ」と言われて、渋々「名誉挽回のために」手伝う人間の結束など、何をするにしてもさほど期待できないと思いますよ。
その意味で、問題が問題であると指摘する方々には、もう少し戦略を考えて頂きたいなあと思います。
ちょっと脱線かもしれませんが。
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