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テロ対策

498ヤッス:2004/08/25(水) 11:33
ロシアで航空機テロ&バス停爆破テロ発生。

「カッとなってついやってしまいました」の大量殺人なのか、
「政府(相手国政府)が気に入らないので、言うことを聞かせようと思ってやりました」なのか。

不正規戦争というパンドラの箱が開いてしまったわけだが、テロを止めさせる方法というのは発見されないねえ。
テロは弱者の抗議だという説が未だに絶えないわけだが、やっぱなんか違う気がするねえ。

「自分の主張を相手に通したい」
「でも、自分の主張と対立する相手がいると通じない」
「国家というのは、同調する仲間をもっとも多く獲得できた集団が、全体を代表して「ベター」な方法で統治するもの」
「ベターに納得できない、同調する仲間を獲得できなかった集団または個人が、対話以外の方法で相手を脅迫するのがテロ」

ここでやはり問題になってくるのは、
【戦略目標としての国土を持った国家(及びそれに庇護された国民)vs国土を持たないテロリスト】
という図式。
国家(及びそれに属する全ての国民)は守るべきものがあり、テロリストはいわば遊軍なわけで陣地(領土)を守ってる
わけじゃないから、ディフェンスはあまり考えなくていい。

我々は「国家に属し、国家の統治/行政の恩恵を受けている国民」なので、捨てられないものが多すぎ、テロリストの
側には立てない。また、国家というのはそうした「国民の集合体」なわけで、国民は「国家というご主人様にお仕えする召使い」
ではない。(国家と国民を論じる輩に、「政府の犬!」的な反体制論者が多いのはどーしたわけなんだろう(w)

で、今後テロという方法は、なくなるかというとなくならない方向に動いていくのだけは間違いないかな、と思う。


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