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社会福祉と少子化問題

118ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>:2005/04/07(木) 14:24:55
>>117
一時期、「マスオさん的生活は理想的だ」という話がありましたね。
サザエさんは結婚してマスオさんの籍に入ってるんだけど、マスオさんは
サザエさんの実家に入る形になって生活している。

婿養子ではないけど婿のような待遇、という長谷川町子的には揶揄だった
と思うんですが、
小さい子供(タラちゃん)と専業主婦(サザエ)を抱えて経済的に苦しいの
だから、住居費がない(または少ない)嫁の実家にパラサイト、マスオさんが
経済的に自立できるまでの間の中間的措置として生活。
イソノ家ではカツオやワカメがタラちゃんの子守をしているというエピソード
はあまり出てこないが、タラちゃんの相手をしている(フネさんも)という
光景はしばしば出てくる。つまりは、育児の作業分担がされている。

その意味では、「嫁+姑」より、「嫁+嫁母」による育児が理想的だというのは
同感です。
婿(笑)のストレスがあるんじゃないかという話ですが、婿的にはどーせ家に
いる時間が少ないわけだし、自分の親(姑)と妻が対立するストレスを考え
れば、同居している嫁母と妻がうまくやってくれてるほうがストレスは少ない。

ただし、嫁父と婿というのはまた違った関係ですので、同居になるとそのへんの
考慮が……w


日本はもともと母系社会(弥生時代以前から平安期くらいまで?)というのは
同感です。江戸期でも、江戸府内なんかは男性9に対して女性1という割合
だったので(江戸は各藩の武士が単身赴任する軍事要塞都市でした。
加えて、要塞都市の建設のために集められた職人(大工など)は圧倒的に
男性が多かったわけで)、もっぱら女性の側が選び放題だった、という話は
狂言落語なんかにも散見できますね。
三行半なんかは、旦那が女房に突きつけるんじゃなくて、女房が旦那に突きつけ
て、旦那を叩き出すのが通常だったらしいですから。

江戸期の武士社会は父系ですけれども、それだって人口の1割ですからね。
百姓は長男が総領で家を継ぐという体制が江戸後期にはできていたみたい
ですが、実権はその家の姑さんが握っていたというのは多かったようです。

脱線ですが豆知識程度ということで。

父系から母系へですが、スタイルの変革(制度としての変更)というか、
実質的には今までもこれからも「母が強い」というのは変わらないんじゃない
かなあと思います。
この数十年、時代が改まるたびに「女性が強くなった女性が強くなった」
って言うでしょ。「うちの女房にゃヒゲがある」という歌でも、嫁さん怖いを
歌っていて(古川ロッパだっけ?)、エノケンの「モン・パパ」も同様。
「靴下と女性が強くなった」なんてのもありますよね。ナイロンの登場に
女性を引っ掛けた話。

女性は年々強くなっている、んじゃなくて、潜在的にずっと昔から強いっぱなし(w
それを、それぞれの世代の男性が再認識してるだけで。

制度上の父系は残っていても、実権・実質という意味では、随分前から
そして今も今後も日本は女系社会ですよ(w


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