したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

アメリカ大統領選、次は誰がいい?

24ヤッス:2004/11/02(火) 22:13
1)アメリカの世論調査サイトと日本のマスコミの予想はケリー優勢。
2)アメリカのマスコミの多く(CNNもそう)は民主党支持なのでケリー優勢。
3)アメリカの選挙を占うハロウィンのマスクの売り上げ(一位、優位の候補が当選)では、
 ブッシュがダブルスコアで優勢。
4)アメリカの選挙を占うレッドスキンズ・ルール(レッドスキンズの大統領選前最後の試合
 でレッドスキンズが勝つと現職当選)では、ケリー優勢。
5)投資市場の期待はブッシュ優勢。
6)国際社会の各国首脳はブッシュ再選を望む声が優勢。

この期に及んでどんなサプライズがあっても、どちらに転ぶかは読めない。
が、「報道ではケリー優勢」「市場はブッシュ優勢」というところが興味深い。
報道の「期待」と、市場の「期待」の、どちらが「未来の損得」を見抜いているか、という勝負。

1は2に起因しており、2は日本でも似たような状況(夏の参院選など)。
3、4はオカルト(wだが、どちらもこれまでの的中率は100%だという(しかも逆の予想)。
5は冷徹な市場原理からの観測。ケリー関連株に比べて、ブッシュ関連株が高値を付けてるのだという。
6は国際安全保障を睨んだ各国首脳の待望論。ケリーは期待されていないという評価であり、ケリーが
当選した場合、アメリカは国際社会からの孤立を促進させる可能性がある(国際社会の失望感と、
ケリー自身によるアメリカの世界への無関心)。

ブッシュはアメリカに莫大な貿易赤字を膨らませているが、一方でこれは世界の途上国の
発展に寄与しているとも言える。経済は、誰かが勝つためには必ず誰かが損をしなければならない
仕組みで、「途上国の発展(輸出が輸入を上回る)」のためには、途上国の輸出物を買って消費する
貿易で赤字になるものが必要。
ブッシュが世界から再選を期待されるのは、アメリカが今後も「もの買う国」であることを恃んでいるから。
ケリーが貿易赤字の削減(つまりはアメリカが第三国からものを買うのをやめる)に走れば、
世界経済の成長にはブレーキがかかり、好調だった途上国の経済成長も止まり、
途上国の貧乏大脱出作戦は停滞し、貧困による死者や政情不安が鎌首をもたげる。

ブッシュが嫌いという理由だけでケリーを選ぶと、風が吹いて桶屋が損をするような事態も
起こりうる、ということを一応書いておく。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板