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占領軍の性犯罪に被占領国はどう対処しましょうか

82ヤスツ </b><font color=#800000>(CnaUXqoo)</font><b>:2003/11/03(月) 22:55
さて、「売春」が違法であること、売春が「管理されない個人的商行為」であることが、性病罹患の危険性や、「違法な手配師の暗躍跋扈の機会」を作っているように思います。
「売春そのものを禁止して、罰則を強化すること」が、地下市場を発展させ、ますます手配師による強制をシステム化する要因にもなります。
その意味で、性病罹患の危険性や、違法な手配師の暗躍を未然に防ぐ方法としては、「個人街娼の自由にさせない」「指針を示す」「義務に従うことと引き替えに、保護や保障の対象にする」のが望ましいかと。

また、売春とその結果の「事故」としての私生児誕生が世間の蔑視にさらされるのは、売春という商売/商行為が、社会的認知を受けておらず職業としての保障の範囲外にあるから、とも言えます。
これはたられば論でしかないことを承知の上で言いますが、売春が「免許制で、社会的地位(=失業保険の対象内にあり、国の保険制度からの義務と保障を受けられる)があれば、私生児と元売春婦に対する社会的差別は、もっと少なかった」と思いますよ。
売春以外の多くの「底辺の職業」がそうであるように、底辺を支える職業というのは社会的地位は高くありませんし、十分な保障もありません。職業に貴賤はないと言いますが、その職業が社会的に認められているかどうかを保障するひとつの指針というのは、「国が保障しているかどうか(免許制や資格制などですね)」が無関係ではないでしょうね。

>>76にもありますが、「もし、RAAが解散させられなかったら(そのまま国が管理する国営企業として発展していたら)、売春婦に対して社会的な蔑視というのは生まれなかったかもしれません。

吉原を始めとする遊郭の「太夫(高級娼婦)」たちは、遊女でありながら「尊敬」され、一夜をともにすることが庶民の夢でさえあった時代がありましたよね。
これは、そうした太夫たちに対する「社会的認知」ができていたから、と見ることができます。(明治の元勲・桂小五郎(木戸孝允)の妻が遊女だった話は有名ですが、一口に遊女と言っても「知識とウィットがある太夫」的な遊女に対しては、相応の尊敬はあったみたいですよ)
売春という職業について、国家が十分にそれを保障できるなら(他の職業と同じように)、社会的差別は少なくとも「減少」させられると思います。

そうなると、「売春そのものをやめさせる」という解決策の他に、「売春は認め、買春も容認する。売春婦に対する社会保護を行う」という事後策というのも、ひとつの案になってくると思います。

そういえば、「売春免許制」については辻政信……じゃなくて武蔵氏はどうお考えですか?




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