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占領軍の性犯罪に被占領国はどう対処しましょうか

640イカフライ:2003/12/26(金) 09:54
>>639の補足

 ナナさんの出された例で言えば、神様の犠牲に選ばれた娘は、村を救う為に、むしろ誇らしげに生贄になることを選ぶ、ということも充分に考えられるのです。
 それは、自己決定のように見えます。
 けれど、心の底では、生贄になんかなりたくない、と思っているかもしれない。
 その深層心理と言うか、本当の気持ちというのは、実は自分でもわからない事は多いのではないでしょうか?

 それは、私が別スレでだした、家族の為に兵士になる青年(新谷かおるの漫画に出て来たエピソ−ドですが)の場合もそうです。
 彼は、軍隊に行けば給料が貰えて家族が満足に食べられる、もし、自分が戦死するようなことになれば補償金で弟や妹は上の学校にも行ける、という理由で、自ら志願して軍隊に入り戦場にいきます。
 それは自己決定です。
 でも、本当は彼は村で家族と暮らしたかったかもしれない。
 
 生贄とか戦場とかは極端な例ですが、今の平和で豊かな私達の生活の中でも、程度は違えどそういったことはあるのではないでしょうか?
 千葉や埼玉に30年ロ−ンで一戸建てを買ったサラリ−マンが、家を買う事は政府や国家権力に強制されたわけではない自由意志です。
 けれど、その為に定年まで遠距離通勤に耐え、ロ−ンがあるから会社も辞められない。
 家を買ったのは自分だし、家族の為に働いている、と理由はつきます。けれど、彼は、実は会社勤めも遠距離通勤も「イヤ」だと思っている。
 この場合、金にも世間体にも依らない自己決定を選択することは可能です。会社辞めればいいんですから。
 けれど、反面、彼は今の生活、家族がいて安定した収入がある、という生活を手放したくない。
 家を手放して、無職になって、妻や子供に責められて、まあ、結果ホ−ムレスなんてこともあります。
 どっちを選択するか?
 この場合、自己決定はいずれでしょうか?




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