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占領軍の性犯罪に被占領国はどう対処しましょうか

18未入カ@うぐいす:2003/10/31(金) 17:53
>>17
批判目的で言うんじゃないんだけど、「国際世論に訴える」というのは、現実にはどれほど
の効果があるのかと思っちゃうんだよね。

過去に国際世論に訴えて効果があったことと言えば、ベトナム戦争/ベトナム反戦運動
かなあ。でも、これだって反戦運動が物理的効力を持ったというより、「厭戦気分に陥って
いた米政権が、戦争撤退の口実にした」くらいのような気もする。

アフガン空爆にしたって、イラク戦争にしたって、国際世論に訴えても止めることはできな
かったわけだろ? そうすると、「国際世論」はあくまで「世論(ムード)」であって、効果は
それほどないんじゃないかと。

また、「国際世論神話」が通用するのって、日本だけじゃないかとも思うんだよね。

「アジア諸国(中・韓・朝)」とか、「国際社会(欧米)」とか、日本は他国の反応に過敏だ
けど、「今、南米の焼き畑に世界的に反対の世論が集まっているか」と言われたら、日本
人でも問題そのものを知らない人だっていっぱいいるわけじゃない。

そうすると、「国際世論」=「世界人類の共通認識」じゃなくて、「他国のマスコミ」程度な
わけだ。しかも、あくまで「他国のマスコミ」は、強制力を持った効力を発揮できるわけじゃ
ないし、ブームが過ぎれば沈静化もしてしまう。

そういう「雰囲気にゲタを預ける」ような、「国際世論に訴える」というのはどうなのかなあ。
喧伝が不要とは言わないけど、喧伝だけで思い通りになるとは思いがたい。

また、「国際世論を動かして、相手国または自国政府を【世論の意のままにする】」という
ことでもあるよね。これって。
そうすると、「当地の住民の意思の総意」よりも、「それを受けた他国・責任のない第三国
の意志」のほうが、優先されるのが当然。。。という前例ができちゃわないかな。

「在地在民主権」の原則が崩れる可能性もありうるかな、と。




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