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「愛国心」について

266武蔵:2003/09/22(月) 00:13
再掲します。
18 名前: 武蔵 投稿日: 2003/07/03(木) 01:08

万葉集巻2に
天の原 ふりさけみれば 大君の 御寿は長く 天足らしたり
という歌があります。
「天皇が危篤のとき、皇后が奉る」と題詞があります。

1.「君が代」はその挽歌に似た組み立てになっています。
2.万葉集では、「巖」の語は、死と墓場を意味している。
3.「さざれいしの 巌となりて苔のむすまで」は、挽歌のテーマである死と再生(転生)が歌いこまれている。
4.「我君は」の歌の本歌である「妹が名は」の歌は、水死した乙女のための鎮魂歌である。
5.『梁塵秘抄』は「君が代」を「塵も積もれば山となる」の諺と結びつけ、霊魂が蓬莱山に積もる、死後の世界ととらえている。

4.の「妹が名は」の歌は
和銅4年歳次辛亥 河辺宮人 姫島の松原にをとめの屍を見て悲しび嘆きて作る歌2首
妹が名は 千代に流れむ 姫島の 小松が末に 苔生すまでに(228)
難波潟 潮干なありそね 沈みにし 妹が光儀を 見まく苦しも(229)
434・435・436・437の歌も同様の挽歌です。ご自分で見てくださいね。

苔の下、草葉の陰などは死者の墓、霊魂が安らかにという心で歌われます。


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