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260
:
ぼーん
:2003/09/01(月) 18:58
>>259
原理的なレベルではそうですね。
所得から所得税が引かれ、その残りを処分するときに、またぞろ贈与税がかけられる、というのは、原理的には二重課税だと思います。
そのレベルだけで思考するならば、「生産物をすべて取得することはできない」としても、自分の私的な取得物をどのように処分するかは、
その人の自由であるべきと思います。
# そうなると、贈与税ゼロ、相続税ゼロ、すら視野に入ってきます。
最終的にそう主張する気はありませんけどね。↓に続きます。
原理的レベルの考察を元に制度設計を考える段階になると、話が少しずつ変わってきます。
所得税を引いたあと、完全に所得が均一になってしまうと、いつも話題になっているように、労働のインセンティブをそぎます。
ですから、「ある程度」は、「たくさん働けば、たくさん生み出せば、手元にもより多く残る」というルールが導入される必要があります。
その結果、どうしても不平等は生じます。
# この場合、今の世の中がそうであるように、より多く生み出した人がより多く手にする、わけです。
しかし、「それが当然正当だから」ではなく、「そうしないと別のところで困るから」という風に、
そういうルールを採用する根拠は変わっています。
で、その生じてしまう不平等の程度によっては、贈与税や相続税で調整する、という可能性は出てきます。
# 完全な再分配を制度化することは、労働のインセンティブとの両立が難しいから、そこを緩めて、
贈与税や相続税で調整する、という発想なわけです。
僕も武蔵さんも贈与税や相続税を否定しないとしても、否定しない理由が異なるわけです。
そして、否定しない理由が異なる、ということは極めて重要な違いなのです。
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