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232
:
ぼーん
:2003/08/24(日) 23:26
>>231
>民主的手続きを経ているのなら
> ノープロブレムでしょう?
>
> と言う前提に立っている
>のが民主主義でしょう?
というほど単純な問題ではないのです。
民主主義というのは、その構成員に対する普遍的な正義を発見するための「道具」であり、
手段でしかなく、その決定内容が普遍的正義に適っているかどうかを討議するための「場」
という前提条件でなんですね。
それは正当性の十分条件ではないし、あるとしてもい必要条件です。
このことは、民主的手続きを経てナチス政権が選ばれたことを思い出せば、そう難しくもな
い話です。
> 日本においては 自由な批判が行える 公正な選挙が出来る であるので
すから、その自由な批判を行える権利を武蔵さんが行使している、というのが今回の状況
でしょう。
二世議員、というよりも、特定の集団の利益だけを代表し、その利益のために行動する議
員は、明らかに普遍的価値に奉仕していませんから、その点で批判することは可能だし、
実際にその批判はある程度あたってもいるわけです。
武蔵さんの批判は、元々はそのレベルでの批判です。
そこにもってきて、「その決定は民主的手続きを経たのだから」という理屈で擁護しようとい
うのは、場違いな見解だと言うべきでしょう。それは、「民主的な手続きを経ていない」から
批判されているのではなく、「その内容において問題がある」から、批判されているのです
から。
# まぁ、このあたりは武蔵さんが反論として北の首領様の話を持ち出したので、武蔵さん
も同じ勘違いをしているようなんですけどね。
> 民主的手続きが存続している限り(この点がよく引き合いに出されるナチスと
> 違う点だな)はその選出と存続は有権者の責任であるし、
> 外のために選挙するのではなくて国内の様々な代表を選ぶのであるから、
違いますね。
仮にナチスが民主的手続きを存続させていたとしても、その場合にはその反ユダヤ的政策
は民主的手続きを経たから正当であった、とはいえないのならば(いえないはずですけども)、
それは民主的手続きが存続していたかどうかは関係ないのです。
民主的手続きを存続させなかったという問題は、問題ですが、それは、それ以前の民主的
手続きを経てなされた決定が正当ではない、という問題とは別の話です。
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