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反・反戦派の方々へ
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498 つづき
> 異質な考え方に対する恐怖、疑心暗鬼、被害者意識が殺し合い(異質を排除&抹殺)に発
> 展するのだと考えています。
価値観の相違に関する無知・無関心だけではなく、そこから沸き起こる「恐怖、疑心暗鬼、被害者意識」が、対立を激化させているということですね。
私より、さらに突っ込んだ見解だと感じています。
この文章で、以前ウェブで見たニュースを思い出しました。
なので詳細ははっきり覚えていないんですが、(ソースを出せとか言う人いるかな?言われるのなら探してきます。)アメリカのメイン州にある国際交流のための私立の合宿施設に、イスラエルとパレスチナの双方から、フツーの高校生が何十人か招待されて、そこで数週間程一緒に暮らしたことに関してのレポートでした。
一緒の部屋で寝泊まりして、運動会をやったり、研究プロジェクトをやったり、ボランティアをやったりしているうちに、最初はまっぷたつに別れていたグループが、だんだん一緒になっていったっていうんですね。
参加者の何人かにインタビューしていたんですが、最初はどちらも「恐かった」んだそうです。そりゃそうですよね、お互い「敵」同士で、今まで一度も話したこともなかったそうですから。
それが、生活を共にして一緒に活動しているうちに、「なんだ、私達とそんなに変わらないじゃないか、私達と同じように戦火を恐れて生活しているじゃないか」ということが分かってきたそうです。
やがて、気の合う者同士が生まれる…
敵味方を超えて友情を見つけた、イスラエル人とパレスチナ人の二人の女の子がインタビューされていました。
彼女達は「帰ってからも連絡を取り合い、お互いに励ましあっていきます。また自分達の家族や友人にも、お互いのことを報告すれば、彼等の偏見も薄れて行くように思います。お互いに出会えて、本当によかった」みたいなことを言っていたのを記憶しています。
勿論これは、サクセスストーリーを敢えて取り上げたのでしょうから、最後まで仲良くなれなかった参加者もいたでしょう。その辺を割り引いて考えても、いい話だなあと思いました。
この話は、哀Myさんのおっしゃったことを、逆に証明しているように感じました。
イヤな奴だと思うのは、価値観の相違から来るネガティブな思い込みから来ている…
敵だと思っている人でも、実際にコミュニケーションしてみると、同じ様な点がいくつも見つかる… つまる所は、普通の人間なんだ。
そういうことを、このニュースは語ってくれたように思います。
> 「意図的な差別主義を掲げる」と書いておられるKKK等にしても、元々は彼らの強い被
> 害者意識から発生していて、私達も条件さえ揃えばいつでもKKKのようになり得ると考
> えています。
これも全く同感です。
「人間はいつでも残虐になれる、不条理な存在である」
これは歴史が証明しているのではないでしょうか。
ナチスのアウシュビッツ・ユダヤ人強制収容所の所長も、家に帰れば大変いいお父さんだったそうです。
所長の家族は、戦争が終わってアウシュビッツの実態が世間の目に晒されるまで、「うちのお父さん」がそんな残虐なことを毎日行っていたとは、想像さえしなかったそうです。
KKKも、アメリカの所謂「ホワイト・トラッシュ」(白人のゴミ−という意味ですね)が多いと聞いています。アメリカの中南部に行くと、それは酷い有り様の、白人貧困層の地域があるらしいです。また教育も満足に受けず、仕事もしない白人を「ホワイト・トラッシュ」と、軽蔑の意味を込めて呼ぶこともあるそうです。
私もこの程度の認識しか無いので、彼等が自分の意志で教育も受けず仕事もしないのか、または、教育も受けられず仕事も無い状態なのか、それは分かりません。しかし、彼等もある意味で「被差別者」なのです。
全てのホワイト・トラッシュがKKKである筈はありませんが、それでも自分の悲惨な境遇を、知識・教養の低さから来る認識不足のために、「かつての」被差別者であった黒人に対して怒りを向ける構図は、理解できます。
また、ネオナチも、多量に流れ込む移民に職を奪われた、若い労働者階級が多いと聞いたことがあります。そのために、「ゲルマン至上主義」に走る構図も、また同じ様なものでしょう。
つまり、「差別主義」を掲げる人々は、「差別された」ことへの「怒り」を、「差別する」ことに転化させていったという見方もできるのではないか、ということを、哀Myさんはおっしゃりたかったのではないかと思いました。
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