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ウェストファリア体制の次にくるもの

5ヤスツ:2003/02/28(金) 22:45
「あるべき論」と「こうなる論」は、どちらもそれなりに興味があります。
「こうなる論」については、「古い帝国が崩壊した時代」と「現代」で、インフラ及びハードウェアで異なるモノは何か?をよくよく考えてみないと、答は出にくいかもしれません。
情報伝達速度、情報(経験と知識)継承確率は、古い時代の帝国に比べれば格段の進歩を遂げているのは事実です。(冬になると戦争ができなくなる時代とか、電報の翻訳が遅れると宣戦布告が間に合わない時代に比べて、情報を得る速さの高速化、情報そのものの量の増大、判断に要する時間の短時間化が進んでいることは、ソフトウェア(宗教、文化など)とは別に考えたいところです。

「風土(自然環境、気候、血など)」に大きな変化は起きないと仮定するなら、このまま人類がそれぞれ持っているソフトウェア(宗教、文化)に大きな変化は起こらず、これに起因するトラブル(戦争であるとか、秩序の形成方法であるとか)は、過去のものを参考にできそうです。
その意味で、「過去の帝国が陥ったジレンマをアメリカ帝国も繰り返す」可能性は大きいですね。確かに。

「我々は過去の時代より進化した時代にいる」
とはよく聞くフレーズなのですが、男と女のトラブルが万年オーダーで繰り返されるのと同様、直面した問題に対処する当事者の寿命は短く、何万回繰り返されてきたシチュエーションであっても、その当事者にとっては初めての経験ということになります。
やはり、ソフトウェアにだけ立って考える限り、「歴史は繰り返される」、時の輪は閉じていると考えたくなるところです。


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