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イラク攻撃、日本はどう出る? どうする?

488柏葉英一郎</b><font color=#FF0000>(HCOHd/MU)</font><b>:2003/04/06(日) 21:17
>>485

これはつまり「世間体」を気にするということですね。
さて、果たしてこの国際世論なるもの、我が国の利益になるかどうかが問題です。
最初に結論を述べるなら、国際世論よりも、日米関係の方がはるかに重要。
なぜなら、国際世論なるものは、それ自体に実効性はありません。
そういったものによって生じる支援に実効性があるのです。
また、世論だけでは支援は無理で、ある別の要素が加わらなければなりません。
それが何かは、おいおいと述べていきます。

ここで例を挙げましょう。
支那事変の時、大日本帝国は国際世論の非難にさらされました。
そして、攻撃されている蒋介石政府が、米英などの支援を受け、日本軍の攻撃に耐えたのは周知でしょう。
だからこそ、持ちこたえられたのですね。
つまり、国際世論によって生じた支援によって明確な実効性を持つに至ったと。

これとは逆のケースで、「ハンガリー動乱」があります。
ソ連軍の侵攻により、自由ハンガリーは危機に晒されました。
当然、支那事変の場合と同様、ソ連は国際世論の非難を浴びることに。
が、ここからが違って、ハンガリーを支援しようとする動きは皆無。
結果、ハンガリーは為す術もなく、ソ連軍によって蹂躙。
十年前の東欧崩壊まで、苦汁をなめさせられることに。

さて、ここからが問題です。
蒋介石と、ハンガリーの場合、いったい何が違うのか?
前者の場合、日本軍の侵攻により、英米の利権が脅かされておりました。
蒋介石が日本に屈服したら、非常に困るわけですね。
よって、多大な支援をする必要があった。
そこにちょうど、国際世論なる大義名分もありましたから、これに便乗しろと。
よって、実効性を持つに至ったわけです。

次に後者の場合ですが、西側各国はハンガリーに利権など何もありませんでした。
よって、口では非難はするが、実際に動くかといえば、そんな傾向はまるでなし。
もっと具体的に言えば、ハンガリーなど関係ないから、どうでもいいってことです。
ハンガリー人が何人死のうが、知ったことではないと。
また、ソ連と直接対決になる危険もあったでしょう。
よって、支援など全く得られませんでした。

これからもわかるように、国際世論なるもの、実質的な力はまるでないんですね。
結局は、利益追求を正当化するためのものでしかないと。
イスラエルの場合も、ハンガリーのケースとほぼ同じ。
また、歴史を振り返れば、このケースの方が圧倒的に多いことがわかります。

さて、ここで我が国の場合を当てはめましょう。
これはヤスツ氏が>>10で述べていることで、全て説明が付きます。
要するに、日本がピンチになっても、誰も助けてくれる可能性がないと。
ハンガリーケースになる可能性が、高いってことですね。
さらに、ここで対米関係を悪化させては、それこそ本当に誰も助けてくれないということに。
あとは、今の情けない防衛能力で対処する以外にないと。

最後に結論を述べると、世間体を気にして死んでしまっては元も子もないってことです。
時には、そんなものは一切無視して、やらなければならないこともあるってことです。
そして、現在の国際情勢が、依然としてアナーキーであるという現実。
それを無視してはいけないってことです。




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