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中国の反日教育

126スライムベス:2003/02/11(火) 13:04
八百鼡さんこんにちは。

>=123

「「教科書の本文に書くには」些細な出来事」
ということですね。八百鼡さんのお考えについては了解しました。

>『全体像を解らなくする誤解を与える記述』を書いても、
>「『私には』重大と思って書きました。悪意はありません」と『言えば良いだけ』
>になってしまいますよ。

私には「全体像」という言い方がちょっと気になります。
「輸送船を攻撃した」ということだけに関しては
既に戦闘状態があったかどうかは確かに重要ですが、
「救助できる状態で救助しなかった」という点に関してはどうでしょうか
(八百鼡さんは「救助できる状態では無かった」というお考えかもしれませんが)。
高陞号事件が事件として有名になったのは、
まさにこの点の故にではないでしょうか
(無論「イギリス船を攻撃した」という点もありますが)。
当時の国際法ではどうだったのか知りませんが、
たとえ戦争当事国同士であったとしても
当時でも人道にもとる行為とされていたのは事実のようです。
その場合、「既に戦闘状態があった」ことが重要となるでしょうか。

また「執筆者が「悪意はありません」と言えばよいだけ」とのことですが、
それが到底真実とは思えないような場合というのは確かにあります。
八百鼡さんがあげておられたような潜航艇のケースなどは
まさにそのような場合でしょう。

たとえば真珠湾攻撃の記述に
「アメリカ軍は宣戦布告もしていないのに日本軍の潜航艇を攻撃した。」
とだけ書いたらどうでしょうか。
日本軍の艦載機による真珠湾攻撃にも、
宣戦布告と同時の奇襲攻撃を目論んで敵の本拠地まで潜入していた
結果の返り討ちだったことも触れずに。
事件の重大さの比較から、
潜航艇を書いて艦載機の攻撃を書かないのは明らかにおかしい。
これは「執筆者に何らかの意図あり」と判断せざるを得ないでしょう。

八百鼡さんは高陞号事件と潜航艇の事件を同程度にお考えなのですから、
その場合八百鼡さんが中国の執筆者を「悪意あり」と判断するのは
当然だと思います。
しかし上で述べたように、この2つの事件は質的に
かけ離れたものなのです。

それから豊島沖海戦についてですが、
開戦2年後に書かれた清側の公式記録では
日本が先に攻撃したとされています。
開戦時の上奏文に
「こちらが備えてないのに日本軍がいきなり攻撃してきた・・」
という内容が書かれているそうです。
私も日本軍の公式記録しか知らなかったので
「清軍側が先に発砲したようですね」と書きましたが、
新しい事実を知ったのでこれは訂正します。
両国の公式記録が食い違っているので、
どちらが先に発砲したと断言することはできません。
しかし日本側から攻撃を仕掛けた事がかなりの
確度で推定できそうです。

前に挙げた岡崎氏(産経新聞の連載を書いた人)の
別の著作(確か「陸奥外相とその時代」)によると、
当時の陸奥外相の秘書の回顧談があり
日本は清軍の暗号を解読しており、
当然これは海軍側にも知らされていた、
よって豊島沖も単なる遭遇戦では無く
ここで輸送船を待ち伏せていたのだろうとの見解です。
清軍側も後になって機密が漏れていたことを悟ったと
書かれています。
また「威を持って、戦わずして勝つ」を伝統的な軍事戦略とされてきた
中国で、劣勢な兵力の清側が積極的に戦争を仕掛けてきたとも
考えにくいでしょう。
あわてふためいた清軍が「最初の一発」を放った可能性は
否定できないものの、本質的な意味でそれは
「先に攻撃を仕掛けた」とは言い難いです。
また豊島沖海戦の後「どこかにまだ輸送船が居る筈だ」
と探し回った末の高陞号発見、撃沈であると書かれています。
輸送船が来るという暗号を解読していたのなら、
日本軍としては当然そう行動するところでしょう。
この著作では陸奥外相などによる清側を戦争に引っ張り出す苦労も
いろいろと紹介されており、
日本側の攻撃意図が裏付けられています。
また高陞号より先に軍艦(済遠など)が来てくれたのは
日本にとって全く幸運であった、とも書かれています。
戦闘の後の輸送船攻撃、という形に持ちこめたからです。

なお、「日清、日露、太平洋戦争と、
海軍の奇襲攻撃による開戦は日本のお家芸」
と以前書いたのも私が勝手に常識だと思っていただけでは
無いようで、
この著者によると「世界の海戦史家の常識」だそうです。

旅順については後にまとめてレス致します。




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