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北朝鮮

45ヤスツ:2003/02/22(土) 02:16
よく考えたら、日本の核装備に関するコメントを、別スレに書いてた気がします。すみません。

スレの主旨からは少々外れますが、つい先頃ブッシュJr.は「アメリカは次世代エネルギーの主役となる水素燃料の開発にも力を入れ、水素燃料先進国となる」
みたいな演説をやってましたね。(この場合の水素燃料というのは、燃料電池の元、という意味だと解釈しているんですが、違ってたらすみません)
遠くない未来に石油燃料が枯渇する(と、これまでにも叫ばれ続けては居ますが)として、石油以外のエネルギー源に軸足を移していくことができれば、石油を求めて中東を攻略(または慰撫)する必要がなくなりますよね。
水素をどのように取り出すかについてはいろいろ議論もあると思いますのでここでは詳細は割愛しますが(例えば海水を電気分解とか、重水素を加工とかなんとか)、
日本はこの分野にもう少しお金を使っておくべきかもしれません。まだカネがあるうちに。

宇宙開発もそうだったけど、アメリカの場合「大統領がやるといったらアメリカはやるんだ」的なフロンティアスピリッツ(先頭切って走っていく開拓団)がありますよね。
一種の国家主導型(トップダウン型)大型プロジェクトですが……。
日本の場合は、そういう「画期的なプロジェクト」は、町工場の片隅や企業の窓際研究室から生まれて、競合他社の参入で揉みに揉まれて研鑽されていく……というボトムアップ型プロジェクトが多いのだそうで。(プロジェクトXなどで扱われる先進技術の草分けなんか、たいがいそうですが(^^;))

アメリカ型のトップダウンプロジェクトは、航空宇宙産業(の総体)、航空機の開発など、大物に適しています。資本の集中がないとできないことだからです。
日本型のボトムアッププロジェクトは、開発予算が少額で済み(済まない場合もありますけど(^^;))、すぐに商品・製品化できるので資本回収が容易なため、小物開発(または、小物からのスタート)に適しているのだそうです。
宇宙開発はどちらかというと、アメリカ型でないと推進が難しいシロモノであり、そうしたトップダウン型を取りづらい日本では、なかなか進めにくいかもしれません。
日本としては、人型ロボット、精密土木、逆転の発想的な技術に強く、資本回収が容易な技術をすぐにモノにできる……という特質を生かして、水素燃料開発なども頑張って欲しい所です。

……でも、「燃料電池のための水素燃料開発」というのを、「水素爆弾へ応用可能な技術反対!」なんて意見が出てきたりもするんだろうなぁ(^^;)
我々は、「反対」や「疑問」や「批判」を行う前に、もっとたくさんのことを知る努力をしないといけないのかもしれません。
その意味では、もう毎日勉強勉強勉強です。

学校卒業してもうずいぶん経つのに、社会に出てからの方が学ぶことが多いです(^^;)
課題もレポートも試験もないのになぁ(^^;)


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