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43ヤスツ:2003/01/20(月) 23:50
いわゆる燃料気化爆弾は、粉塵爆発の原理を兵器に応用したもので、卵の名無しさんがご紹介下さったページにもあるように「地雷原の駆逐(誘爆させて地雷を除去する)」の他に「密林に投下してヘリの降下基地を作る」のにも使われた、と記憶しています。
ガス爆発に例えられていますが、粉塵爆発のほうは「狭い坑道に浮遊する石炭の粉に火花が引火」だの、「小麦粉の粉に引火」といった事故の原理を兵器に応用したものとも言えますね。
そのあたりは詳しい方にお任せするとして……(^^;)

以前にもどこかのサイトで書いた記憶があるんですが、燃料気化弾については使用を抑止するべきではない、というのが私の立場です。
1.地雷除去の有効性
2.放射能汚染が皆無であること
などがその主因です。

市街地で使ったらもちろん顰蹙モノでしょうけれども、「実際に戦争が起きてしまった場合、それに伴って起こる被害を最小にするには、一刻も早く戦争を終結させること」が、戦争被害を最小に食い止める最善の方法であることには疑いの余地はないと思います。
能力の低い兵器同士で戦闘を続けることによって戦争が長期化することと、大きな破壊力を持つ兵器で短期的に戦争を終結させること、どちらのほうが総合的な被害を少なくできるかと問われれば、後者ではないか? と思うのです。

「そもそも戦争を始めなければ済むことだ」という意見が理想であることは承知の上ですが、理想通りにことが運ばないのが現実というもの。
戦争を回避できないなら、戦争をもっとも短い時間、小さい規模、少ない犠牲(非戦闘員にまで被害が拡大しないで済む方法)を取ろうと思うなら、「当たっても死なない鉄砲」で戦争をさせるより、「当たったら凄く痛くて、継戦意志を殺ぐ兵器」を早い段階で投入すべきだろうと思います。

例えば、これ言うとたぶん怒られますが、もし原爆を投下することが避けられない必然で正義だったのだとするなら、米軍は戦争の最末期にするのではなく、戦争の緒戦で呉と横須賀を吹き飛ばすべきだったのではないでしょうか。
と言っても、原爆が完成したのは戦争が終わりかけた頃だったわけで、たらればを言っても仕方ないんですが……。


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