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:
うろちい
:2003/02/08(土) 14:08
結果に対して責任がある=結果の原因を選択した
(ですから、結果がプラスに評価されるときは責任者もプラスに評価されるんですよ)。
原因とは結果が起こるための十分または必要条件ですから、ある現象の責任者は一般的に複数になるはずです。
その人に責任があることと、社会が特定の責任者に責任を果たすことを求めること、責任の果たし方を定めること、はそれぞれは相関しながらも別の問題です。
例えば民主主義装置はその民主主義の決定に従ったことに責任を求めません(あたりまえ)。しかし、その民主主義社会が産んだ結果は、外社会に対しては社会全体に責任があるのです。したがってこの民主主義に同意を与えた構成員にも、その視点から見たとき責任があります(どれだけ責任が軽いかは、どれだけ民主主義に逆らったかによる。)。
国家主義者さんが「単なる我が儘と区別が付かない」というのは、ある意味正しいです。なぜなら僕は「我が儘(=多数の決定に逆らう)にも良いのと悪いのがあり得る」って言っているのであり、「我が儘はいつも良い」って言っているわけではありませんから。もし「我が儘は全て悪い」ていう宗教に国家主義者さんが浸かっているなら、僕が何を言っているのか永遠にわかんないです。
例題:少数民族虐殺を決定した民主主義の決定に、その少数民族が逆らうことは、否定されるべき「単なる我が儘」か。
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