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103ヤスツ:2003/01/27(月) 23:05
スレの趣旨とは外れますが、駄話としてひとつ思い出したことを。

以前、他の反戦平和系掲示板で、「なるほど」と感心したことがありました。
ちょっと記憶が朧気なんですが、ログを漁りなおすのも億劫なので、朧気な記憶のリプレイということで勘弁してください。

確か、

「反戦平和運動は、目の前の戦争に対して今すぐその最善の方法(具体的な回避方法)を提示することはできない。
しかし、時間をかければ、今、平和運動をしている自分たちより後の世代が、具体的かつ画期的な方法を見つけだすかもしれない。
だから、対話することや議論することで、できるだけ目の前の問題の解決にかけられる時間を稼ぎ、限りなく未来へ向けて【逃走】し続ける。
なるべく、今、この時点で結論を出してしまわないように逃げ続けることが、今の反戦平和運動が実際にできる戦争に対するささやかな抵抗である」

……と、概ねこのようなお説だったかと思います。

この説は、その掲示板で反戦平和運動を推し進めていらっしゃった反戦平和主義者の方が述べられた言葉だったと記憶していますが、「反戦平和を勝ち取る闘争」でなく「反戦平和を【いつか】勝ち取る【ための逃走】」というところに合点がいきました。

なるほど、これは対話を辞めないことで(例え結論が出なくても)、限りなくタイムリミットを引き延ばそう、という考え方であり、戦力・武力に依らない、なかなか相手を交渉の席から立たせないことで時間稼ぎをする、一種の「戦争回避の平和外交」であろうと思います。
が、実際にはタイムリミットが無限に引き延ばされることはあり得ません。

相手国の困窮がそれを許さなかったり、相手国の政治体制が維持できるかどうかの瀬戸際がそれを許さなかったり、緊張に耐えきれなかった前線の一兵卒の発砲がそれを許さなかったり、事情は様々です。
そうした、「起きてしまう戦争」をどのように速やかに終結させることができるか? についても、いずれ考えておく必要はあるでしょう。


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