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情報を発信することの価値

1藤原肇:2009/12/19(土) 09:38:09
今回の訪日を一週間で打ち切り早々に南行する理由は、連日のように終電車で戻りつくという生活が、七十を過ぎた身に応えて疲れたという理由で、後はより若い人や当事者たちに任せようと思ったからです。
問題は私自身ではなく日本にあって、本当は他の日本人たちが危機感を持ち行動すれば、私などが出る必要など全くないのだが、現実はそうでなかったということのせいでした。
今回の私の体験を参考にしてもらうことで、国内にいる日本の読者が新しい活動の場を見つけて、パブリックの次元で行動して欲しいと願い、問題提起をしたいと思い新しいスレッドを起こしました。
拙著の読者の人なら知っていると思いますが、私の流儀は説明することを嫌い、問題を提起して考えてもらうやり方なので、まずは問題提起として書いた記事を何回かに分けて、とりあえず如何に公開することにします。
第一回分
日本外国特派員クラブ(FCCJ)の混迷とその存在意義
藤原肇(フリーランス・ジャーナリスト)。『さらば暴政』著者・台湾在住

***危機から立ち直ろうとする外国人記者クラブの現状
東京の有楽町駅前の「電気ビル」最上階には、「外国人記者クラブ」という愛称で呼ばれ、発足のとき以来65年の歴史と伝統を誇り、外国からの要人や時の人の記者会見で知られた、日本外国特派員協会(FCCJ)のクラブハウスがある。20階にはレストランと会議室が整っており、19階には図書室と事務局があって、日本に派遣された外国の報道機関の記者を中心に、自主的な運営をするクラブとして盛況である。
しかし、一見して盛況に見えるこの重要な組織が、数々の問題を抱えて危機に瀕している背景には、組織自体の混迷と日本の地盤沈下がある。FCCJが抱えた組織的な悩みは、幹部による運転資金の濫用であり、数年にわたる使い込みが財政破綻を招いて、有志会員による幹部の追放運動を生み、それが2009年夏の選挙結果として現われた。
投票によって古い執行部が追放されて、モンズルール・ハク会長による新執行部が誕生し、有楽町の「新聞通り1番地」に改革が誕生した。ハク会長はモスクワ国立大学を卒業しており、国連を始めBBCやNHKの仕事をこなし、記者として卓越した国際経験を持つので、自公政権の解体に先行する変化として、資金管理とクラブの掃除が始まった。

36T.N.:2010/02/21(日) 00:08:54
 中野好夫の「人は獣に及ばず」に、昭和30年9月、当時の重光外相がワシントン訪問の際、ナショナル・プ
レス・クラブで行ったスピーチの一節が紹介されています(草稿作成はおそらく外務省関係者)。日本外交の情報
発信の一例として、また彼らが日米関係をどう捉えているのかをよく示していると思いますので、引用します。

「政治家というものは花々しく書き立てられることを喜ぶものであるが、私にとってはそれは金箔の鳥カゴで誇ら
しげな孔雀にしかすぎぬ。私はむしろ樹々の間を遊びまわるあのハニカミ屋のリスでありたい」
「あの婦人の手から餌をもらう小さな動物、それはこの小さな動物に対し、溢れるばかりの好意をよせている愛情
を示すものであり、彼等の間に平和的共存を保証する目に見えぬ合意があるからであろう」

 さすがにこの美辞麗句には、米国の記者たちもソッポを向いてしまったとか。

37T.N.:2010/02/22(月) 00:01:44
>36 このスピーチについて中野氏は、次のように書いています。

”草稿作成者は大体見当がつく。こんな感傷的な美辞麗句、半世紀以上も前ならばしらず、今日臆面もなく書ける
人物はそういないからである。”(初出 1979年7月5日 毎日新聞・夕刊)

 つまり戦後日本外交史に少し詳しい方ならば、大体ぴんと来る人間となる。こういうメンタリティーの持主が日本
外交の主流である限り、国際関係における日本の地位向上はありえないでしょう。

38T.N.:2010/03/07(日) 01:03:07
>22 引用した石澤靖治氏のコメント中の”米国の活字メディアの業績低迷”、その理由の一つが世界的なイン
ターネットの発達・普及にあるわけです。和田俊著「欧州知識人との対話」(1986年刊)は、朝日新聞記者に
よる欧州知識人のインタビュー集ですが、その中でジャック・アタリ氏が次のような例を挙げています。グーテン
ベルクの印刷機械の発明により、当時の書き言葉のラテン語がより普及すると思われたのが、逆に各国語による印刷
が盛んになり、ラテン語は駆逐されてしまった。
 つまり、情報の発信手段の普及により、均一化より多様化の方向が勝った。現在のインターネットがどちらの傾向
を強めるのかはまだわかりませんが、情報発信手段が個人レベルにまで普及したということは、やはり重要な意味を
持つと考えたい。
 フランシス・ベーコンの”知は力なり”を情報の受信と発信とで考えると、受信は自らの能力を高め、周囲に対し
て優位に立とうとする力。発信は周囲を変え、自らに有利な状況を作ろうとする力。この力を生かさない手は無いと
思います。

39T.N.:2010/05/25(火) 23:19:45
 ネットの最新技術には疎いのですが、例えば個人でも動画の生中継を行い、それに対する反応を不特定多数の人
からリアルタイムに受け、応答することが可能になっている。情報量をビット数で考えれば一昔、二昔前とは全く
比較にならない。ネット掲示板のように時間・日単位で不特定多数からの反応が期待できるものでさえ、まどろっこ
しく感じる人々が増えている。藤原氏の著書にある情報のネットワークのモデル、ピラミッド型の上から下へ一方通
行で伝達されるのではない、相互に密な情報がやり取り可能な自由制型が技術的には十分可能になってきている。
問題は情報の質をどう高めるか。これ程の可能性、単なる情報おもちゃの氾濫で終わらせたくはない。

40T.N.:2010/05/27(木) 20:52:37
 TVのニュースで米アップル社の株式時価総額が、米マイクロソフト社を上回ったことを知りました。まさか
こんな日が来るとは、というのが正直な想いです。1990年代、OSの市場でマイクロソフトが完勝し、マックの
シェアは1割を切りました。マック信者が、ウィンドウズはマックの真似だなどというのを、かつて仕事でマック
端末を使用したことがありますので、もっともだとは思いながらも、これ程差がついては仕方が無いのではと冷や
かに考えていたりしました。その後のiPod等の世界的ヒットも、自分にとっては余り興味なく、潰れずによく頑張っ
ているぐらいの感覚でした。
 藤原氏は著書で以前から、情報やソフトウェアの重要性を指摘し、日本のハードウェア偏重を警告してきました。
今回のニュースはその指摘の正しさを示し、21世紀の方向性を象徴するもののように思えます。

41千々松 健:2010/05/28(金) 12:10:34
本日、アップル社の開発したiPadが日本ではソフトバンクから販売開始された。ほぼ同時期に時価総額でマイクロソフトをアップルが抜いたとのこと。
5月13日に行われた孫正義氏とITジャーナリストの佐々木俊尚氏の5時間に及ぶ公開討論の様子がWebでも見られます。
「光の道」のハードウェアの普及も大切でしょうが、私的にはコンテンツの重要性の方に興味がもたれました。
短期的にはOSの違いや、SIMロックを掛けるか解除するかの問題もあるが、やはり長期的には電子書籍の世界では「審査」(ほぼ検閲に等しい)問題が今後の課題となるという、電子出版の先駆けである「ボイジャー」の萩野正昭社長のコメントに注目したい。
いずれにしても、新しい教材づくりと「電子教科書」化は今後の展開が楽しみです。

44T.N.:2010/07/18(日) 23:00:58
 7月18日付asahi.comのニュースに、”蔵書をバラしてPDFに 「自力で電子書籍」派、増える”
という記事がありました。数万円で裁断機と自動読み取り機能付スキャナーを用意すれば、個人で本を一冊まる
ごとPDF形式で保存できるというもの。電子データの利点は場所を取らないことと、検索機能が使えること。私的
使用のためであれば、著作権法上も問題なし。ただし綴じてある部分をばらばらにするので、元の本は使えなくな
るようです。

 電子データと紙媒体の比較では、1979年刊の「傍観者の時代」の中で、ドラッカーがやや早すぎた感のある
次のような言い方をしています
”僅か十分の一オンスのインクを伝達するために三ポンドもの紙を配達するのは、どう見ても不経済である。”

 iPodの普及で音楽媒体としてのCDがピークを過ぎたように、紙媒体もピークを過ぎつつあるのでしょう。個人的
には通読用には紙媒体、検索用には電子データと使い分けられれば便利かと考えています。

45T.N.:2010/08/05(木) 01:01:53
 所在不明の高齢者が多くいることがわかり、年金詐取の問題かと考えていたのですが、海外メディアが日本の統計
に疑問を投げかける報道をしていることを知り、なるほどと思った次第です。
 以前読んだ本にこんな話がありました。官庁の人が、経済成長率の試算と閣議決定が合わないので、閣議決定に従っ
た統計をつくるのだという。そんなことができるのかと尋ねると、いろいろと資料をそろえてあるから、どんな数字だっ
て抽き出すことはできるのだとか。

 ドラッカーの「傍観者の時代」から統計に関する挿話を二つ。十二年間もオーストリアの輸出統計の責任者だった人物
の言葉で、一言でいえば”統計は信用するな”。もう一つはある教師が、長期間にわたって、ぴったりと言っていいくら
い符合する二つの図表を示し、学生全員が二つに因果関係があると確信したところで、一方がにしんの漁獲高、もう一方
が私生児の出生数と説明した話。

 マスメディアが自社製の世論調査をえらそうに振り回す時代。こんな話が厄除けにでもなれば。

46横道から:2010/08/08(日) 15:39:20
最近は、何でも見える形にしないと許さない風潮がひろまっています。
そうすることが、問題解決につながると本当に信じ込んでいる(信じこまされている)
考えようとしない人間が増えています。
このあたりですめば、話はよい用で、最近聞いた話ですが、企業によっては
業務執行を正しく行うために警告制度を設けたという企業があるようで
判定基準をつくり、警告を発し、それが点数になり、重なると研修だそうで
いよいよ来たかなと思うしだいです。
つまり、考えるな、情報をだすな、考えるのは考える立場の人間が考えるという意味
なのかといったとたん、警告を発せられましたそうです。

昔は、発信することでもその内容が重要でしたが、近々は発信すること自体が重要に
成り下がってしまうかもしれません。

47千々松 健:2010/12/09(木) 23:00:47
米フォーブス誌がウィキリークスの創設者アサンジ氏へのインタビュー記事を11月29日に公開していたらしいが、彼が英国で12月7日に別件逮捕された後の12月9日になって、日本語訳のかたちで全文が下記の日経サイトに登場したので読むことができます。(取材は11月11日時点、その後28日に米外交文書流出問題が発生)
http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C93819499E2EAE2E0938DE2EAE3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;dg=1;q=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E0

" WikiLeaks is designed to make capitalism more free and ethical."
「ウィキリークスは資本主義をより自由で、倫理的にするためのものだ」

このような発言からすると、内部告発漏洩情報のWEB公開は更に大手金融機関へも波及することが予想されます。

48T.N.:2010/12/28(火) 20:32:05
 以前、こんな話を読んだことがあります。子供の頃、TVで宣伝していたおもちゃのカメラを買った。今から考える
とお話にならない程ちゃちなものだったが、子供なりに慎重に扱ったので、写真で失敗したことはほとんどない。そ
の後、普通のカメラも入手できるようになったが、機能が複雑になり扱いに油断が生じたためかよく失敗するように
なった、というものです。
 私も以前のパソコンでは、容量が限られており、自分なりに慎重にバックアップを取っていたので大きな失敗はな
かったのですが、2〜3年前パソコンの容量が大きいのに油断してバックアップを取らずにいたところ、パソコンが
起動しなくなり、データの一部を失うことになりました。今でもその影響が尾を引いています。
 そういえば音楽評論で有名な吉田秀和氏が、海外で新しい機械を買おうとしたところ、窘められた話を新聞に書い
ていました。
 「新しい機械など買うものじゃない。新しいものはどこがよくなったかはすぐにわかるが、どこが悪くなったかは
すぐにはわからないものだ。」

49T.N.:2011/03/10(木) 00:32:42
 新記事「ウィキリークス事件は何を示唆するのか」に、漂泊民や移動生活を営むユダヤ系の情報感覚の凄さが指摘
されています。そこで、私が知っているそれとは逆になりそうな、日本の話を少し。
 地方の寺なのですが、村中に仏事があると出かけて行き、御布施をもらう。御布施には明確な相場がないので、例
えば同じ御経を読んでも、ある家が千円、ある家が二千円だったりする。さて、ここからが面白いところなのですが、
千円くれる家はいつも千円であり、二千円くれる家はいつも二千円。千円の家がたまに二千円とか、その逆はまずない。
こうしたことが一人の住職の代で数十年、それが何代にも渡っていたりするから、”あの家はケチだ”という感覚が骨髄
にまで染み込んでいる。こうした例は日本の地方には珍しくないのではないか。こうした土壌にどういう情報感覚が育つ
のか。

50T.N.:2011/03/16(水) 20:43:46
 パソコンのOutlook Expressを見ると、毎日何通か来ていた広告メールが、3月11日午後3時過ぎを最後に1通
も来ていません。自主規制なのかどこからか通達があったのかわかりませんが、質(内容)を見ないちょっとした量
の観察でも、只事でないことが起きているのがわかります。

51T.N.:2011/04/03(日) 21:15:28
 阿修羅掲示板に「外国で公開されている福島第一原子力発電所の高精細画像」という投稿があり、その中に4号機
に放水のため、コンクリートポンプ車が設置されている写真があります。現地で必死に作業されている方々には申し
訳ないが、まるで蟷螂の斧。第二次世界大戦中、米軍が高高度から撮影した日本の都市や軍艦の写真を思い出します。
 一方NHKがニュースでよく使うのは、30km以上離れて撮影したぼやけた映像。ひどいときは、事故が起こる前の
原発の風景映像を紹介に使っていたりする。とにかく判断の元になる情報の精度が、国内と国外とで違い過ぎる。

52千々松 健:2011/04/05(火) 09:56:50
放射能拡散予測データの日々公開を福島第一原発事故後三週間たって初めて気象庁が行うという。既に海外からは同様な情報が発信されていたが、情報発信を行わないコトのつけが回ってきたようだ。膨大な科学技術予算を使って構築されたはずの気象条件によるシュミレーションデータを活かしきれていないのは、ある意味で無駄であったと言われてもしょうがない。
データはデータとして公開されることに意義があり、そのデータをどの様に評価して判断を下すかは人や国によって差異が生じるのは当然のコトであろう。「正解は一つしかない」という教育を受けてきてしまった世代が、あるいはマニュアルさえあればコトが済むという安易な世界で生きてきた仕事人がパニックに落ちるのはどうにかして避けたいものだ。

53T.N.:2011/04/22(金) 23:08:02
 ネットの「NEWSポストセブン」に週刊ポスト4月29日号の記事として、”「揚水発電」をカウントすれば原発
なしでも夏の電力間に合う”が出ています。夏の電力不足の恐れを説く資源エネルギー庁の資料に対し、最大
1050万kWに上る揚水発電の出力が、計算されていないことに疑問を呈するものです。電力は時間帯による使用量
の差が大きいが、大量に蓄えるのが困難で最大出力に備えた設備が要求されるのが弱点です。しかし、電気を水の
位置エネルギーに変えて蓄える揚水発電は、確かに盲点でした。
 原子力の表の顔を発電とすれば、裏の顔は核武装でしょう。裏については触れることさえ好まれず、どうしても表
の問題としてだけ原子力の必要性を説きたい、そういう人々がいるのでしょう。

54T.N.:2011/11/03(木) 01:54:19
 新記事『財界にっぽん 2011年11月号』にピーター・ライトの「スパイキャッチャー」が出てきたので、
そこから引用。英国によるフランスの情報入手の部分。

「1960年から63年までの三年間、MI5とGCHQはロンドンのフランス大使館を発着する高度の暗号を解読した。
共同市場加入をもくろむ英国の試みは一時うまくいかなかったが、この間のフランスの動きはすべて傍受された。
この情報は外務省がのどから手が出るほどほしいものだった。ドゴールからの訓電の一字一句が機密用の赤いアタッ
シェケースに入れられて外務大臣に定期的に届けられた。
 実際、「ストッケード」(作戦)は情報工作の限界を明瞭に示すものだった。ドゴールは英国の加入申請を葬る
ことを決意していたし、いかに高度な情報を大量に集めてもこの事実を変えることはできなかった。われわれは
フランスがその独自の核戦力についてどう考えているかの詳しい情報を米国に流した。それはドゴールに対する
米国の疑念を高めはしたものの、われわれが結果として得た利益は少なかった。」

 自分が長年携わった仕事に対し、冷静にその効果と限界を指摘できる姿勢はすばらしい。

55MI生:2011/11/08(火) 09:54:04
虚飾で作り上げた発言の正当性を強調しようとした権威付けで、外部の『月刊日本』や栗原さんという名前を利用した亀山氏の発言に対して、藤原氏がそれらとの関係を冷静な姿勢で解説したために、亀山発言の手前勝手さが馬脚を顕した。その結果として根本氏の申し出により、新しい「書店」担当者の目安がついて目出度い。藤原氏から発送料を2000円づつ長年貰っていたのに、赤字だと3000に値上げを要求していた事実まで明るみに出て、亀山氏の信用は一挙に大暴落した。最後には「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉を浴びせられ、悪足掻くきした亀山氏は姿を消した。そこで宅急便の関係者に送料を確認したら、本が10冊くらいなら日本中どこでも1000円程度だそうだ。暴利を貪っていたのであり、そうだとしたら本の在庫でも疑問がある。公金横領や着服があったかも知れず、引き継ぎに際し棚卸や決算を正確にして置かないと、後になり根本氏と読者が迷惑を受けるので、それを投稿しようとしたらスレッドが消えていた。仕方がないのでキイワードを使って検索したら、「阿修羅」の「マスコミ」欄が現れ「政経塾内閣批判の藤原肇博士の言論抹殺を狙う極右勢力からの分裂攻勢」として議論されていた。しかも、多くの関心を集めて興味深いコメントも寄せられていた。http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/423.html
これはこの種の問題が「宇宙巡礼」だけの破壊工作としてではなく、日本の民主主義への外部からの働きかけに対しての防御のケースとして、役に立つ議論の場を提供したことになり、「情報を発信することの価値」の生きた教材だと思った。松下政経塾政権の誕生した背景にあるのが、超国家主義やナチズムの復活と結びつくものなら、日本は世界から完全に敵対することになり、「宇宙巡礼」が果たした役割はとても貴重であったと言えると考えたい。悪徳犯罪者が残した傷跡を復旧するのに大変だが、皆で育てて来た「宇宙巡礼」というHPの重要性を再確認した。

56相良修身:2011/11/09(水) 00:40:55
そうも、掲示板をどうするかのスレッドは、新しい管理人さんたちが決まったようですので
過去の世界に行ってしまったようですね。
珍しく、まだ若かった10台のころの書きっぷりだったとおもいますが、
どうせやるなら、面と向かってやったほうがすっきるするかもしrません。

藤原さんの支持者はいっぱいいるようで、このネットワークは大切にしたいのですが
最近は、脱藩会も開催できないのが残念です。


ところで、前管理人さんは、この掲示板から引退されていますので、
この掲示板に書き込みをされることはないともいますが、
そうしても、時間差で書き込みが行われて残念です。

去るもの追わず、くるものこばまずが、この掲示板のよいところ去った
人を追いかけても何も生まれません。
何ねんかしたら、再度門下にお願いしたいといってかこられるしれません
そのときは、ほとんど信者です。
若い人に、もっと宿題を藤原さんには出していただきたいと思います。

また、MI生さんや普賢菩薩さんには、この、どうにもならなくなった
日本を立て直す渇を入れていただきたくお願いするしだいです。

藤原さんへ、最近大森実の戦後秘史をこの掲示板で教えていただき読む機械がありました。その5
マッカーサーの憲法で巻末のインタービューガ鈴木九万、後藤龍之介とあり
史の早川さんとの対談の内容は非常に興味深く読ませていただきした。
そのさい、感じたことは、大森実るとの対談では、一言も東條の自決失敗について
ほとんど触れていなかったところを蜜路武士の情けなのかもと感じました。

今回の線管理人さんとの件は、思うところはもあるかもしれませんが
ますはそれよりもっとはるかに重要なことにご注力いただければ幸いです。

57T.N.:2011/11/27(日) 01:36:51
 大王製紙の前会長が、カジノで百数十億円の損失を出したとかいうニュースに関連して少し。
まず「平成幕末のダイアグノシス」の藤原氏の発言。

 ”日本の小金持ちがラスベガスに進出して、ずいぶんカジノを不動産として買っているが、カジノは賭博で稼ぐ
ための舞台装置に過ぎず、不動産ではないことに気づいていない。なにしろ、カジノを動かしているのはマフィア
であり、闇の世界の支配者の生態を熟知せずに、ラスベガスという博徒の砦に進出すれば、これはネギを背負った
鴨が迷い込んだも同然だ。
 大金を払ってカジノをホテルのつもりで買収し、内部を幾ら日本人好みに改装しても、日本に公認の賭博場がない
から経営のノウハウに欠け、結局は次々と破産してしまったのです。”

 ではこのノウハウとはどういうものか。林輝太郎著「財産づくりの株式投資」に、同氏がラスベガスのカジノで
ルーレットをプレイしたときの話があります。

 ”(中略)次第に勝って目の前にはチップが山のようになった。ディーラー(玉をころがす役)が、「八千ドル
くらいあるよ。これだけ儲ければもういいだろう。あそこでドルでも円でもすぐ交換できるよ」といわれたが、
(中略)、さらにねばったが次第に負けてきた。あきらめて現金と交換したのだが三千ドル以上もあった。
 ラスベガスのカジノは新聞広告を禁止されているので、儲けた人が国に帰って宣伝してくれるのがよい広告に
なるのだし、八千ドルならカジノは痛くも痒くもないのだから、やめろ、と言ったのだろう。
 三千ドルでやめたのだが、もしやめなかったら、おそらく全額を損しただろう。
 あとで聞いたのだがディーラーは、それこそ九九%くらい、赤でも黒でも偶数でも奇数でも的確に入れられる
ほどの腕なのだそうである。”

 この話を読んだ後、TVで全く同じような場面が展開され、驚いたことがあります。バラエティ番組の一般参加
者が海外でカジノに挑戦、百万円ぐらいまではすいすい勝てたが、さらに勝負を続けたところ負けが込み始め、
最後は全部すって終了。まるでシナリオが出来ているかのよう。
 以上、悪用すれば旅費ぐらいは稼げそうですが、試してみる度胸はありません。

59藤原肇:2014/05/02(金) 19:45:24
数日前の本澤さんのブロッグニ、ドィツに住む日本人の国際ジャーナリストが書いた記事が出ていた。
日本を逃げ出し外遊に明け暮れる安部首相が、オランダに着いた目の前で炸裂した安倍批判の新聞記事は、
実にタイムリーだったし、日本でも早速サイトで引用されていた。
そこで激励の国際電話を入れたら、同じ日の記事に次のように出ていたので驚いた。早いレスポンスは見事である。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52069102.html

60相良武雄:2014/06/07(土) 21:38:39
暫く沈黙が続きましたが.インチキ細胞の増殖により、日本中メチャくちやになってきましたことは、残念でなりません。
とくに、安倍は、集団的自衛権の件で、自分がゾンビで、死なないと
自覚していることがわかりました。
首相が、変わって方針をかえないためには永遠に首相をしなければなりません。

61ひたくれない:2014/08/26(火) 16:52:27
単なる偶然かもしれませんが 何だか納得できない数字群に遭遇しましたのでシェアさせて下さい。
日本のAMラジオ放送の周波数に奇妙な共通点があるのだそうです。これは情報網をコントロールしようとしている国際的集団の陰謀を示すものだとの説もありますが。
それでは具体例を記します。
NHK第一…594kHz…5+9+4=18
NHK第二…693kHz…6+9+3=18
ANF東京…810kHz…8+10=18
TBSラジオ…954kHz…9+5+4=18
文化放送…1134kHz…11+3+4=18
ニッポン放送…1242kHz…12+4+2=18
ラジオ日本…1422kHz…14+2+2=18

聖書の中の悪魔の数字である666から派生した概念で 6+6+6=18となりますので 周波数の各デジットの合計の18もまた魔力をもっているそうです。
ラジオを通じて日本人を洗脳する魔の手がここまで及んでいるとはとても信じられませんが、単なる数字合わせだけとも考えられません。
合計が18と言うより 法を9とするモジュラー算術で処理すると 全てが0となると考えられるようにも思われまあすが それがなにを意味するかは見当もつきません。
不透明な日本の近況を暗示するように 真実が何なのか判断できないことばかりです。
考えてみますと現代ではラジオよりテレビの方が影響力が大きいのですが そちらには悪魔の数字はないのでしょうか。それとも数字などで悠長に示さずに、もっと手っ取り早くに電通を通じて直接支配しているのでしょうか。

62千々松 健:2014/08/26(火) 20:46:06
日本国内での電波周波数はAMラジオは9kHzの間隔で割り当てられいて、FMラジオは100kHz、TV放送は6MHzの間隔で割り当てられています。
国際電話が81の割り当てになっていることも不思議ですが、『法を9とするモジュラー算術:(mod 9)』では、AMラジオの各局周波数も国際電話81もすべてが9で割り切れてしまうので余りは0(ゼロ)となります。
また、聖書の中には9と言う数字が単独には登場しないのも不思議ですが、秘数である9を敢えて避けているのではないかと推察します。
東アジア、特に日本における9(ク、九)という数の扱いには特別な意味があるように思います。
加減乗除の四則演算に更に、合同演算(モジュラー算術)を加えた計算に慣れるコトが今後は大切になって来るでしょう。

63千々松 健:2014/08/26(火) 22:57:58
初項も第2項も共に任意数である「フトマニ数列群」の中で、初項も第2項も1とした「フィボナッチ数列」の特徴は少なくとも二つあります。
一つ目は、初項の前に0が考えられること【0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233、、、】
二つ目は、ピタゴラスの定理に関係する数値(ピタゴラス数)が、隣り合わせの数字をそれぞれ二乗したものを加えた数が、その先の数列に用意されていることです。
すなわちフィボナッチ数列の項目数をnとして、そのフィボナッチ数をNと定義すれば、【 N^2+(N+1)^2=2N+1 】が綺麗に出てきます。
例えば、nが4の場合 3^2+5^2=(2N+1=9)=34、nが6の場合、8^2+13^2=(2N+1=13)=233
2014.8.26

64ひたくれない:2014/08/27(水) 03:05:20
千々松さま、
全てが陰謀ではない事に注意しなくてはいけませんね。ありがとうございました。

65千々松 健:2014/08/27(水) 12:31:00
ひたくれないさま
お久しぶりです。九×九=八十一のような二乗数が直線から平面へ、更に立体空間や複素空間をイメージしていくときに大切となるようです。
>63はレスを間違えてしまって済みません。
しかし、偶然にもピタゴラスの定理にも二乗数が重要な意味を与えられていたことは注目に値します。

66千々松 健:2014/08/31(日) 16:38:36
『大事なことはバランス感覚であり、日本人は[真善美]というギリシア時代からの基本を、最近ではすっかり忘れていますね。[真]を[利]に置き換えている上に、[善]も[美]も見失っている。』『経世済民の新時代』藤原肇1996年
●▲■の流儀で考えると[真善美]は真:▲、善:■、美:●、のイメージになります。
真理の探究が疎かになって、利益の追求に向かっては困りますね。また、[善]は目標を持った実体的なアクションで、[美]は結果として現れる姿ですから、理想も無く、実行計画も無く、真も無ければ、組織体はただ迷走するのみとなりましょう。
やはり、優秀な人材の登用には、この[真善美]を統一的にマネジメントする能力がポイントになると思います。
2014.8.31

67Km生:2016/03/22(火) 09:39:45
[New Leader]の3月号に出ていた藤原さんの鼎談記事は、21世紀の地政学という興味深いものでしたが、連載の一回目は過去の植民地主義の総括でした。
でも、アストロボリキィツクスという言葉もあり、これからのメッセージが表示されており、議論の展開がどうなるのか楽しみです。情報の発信がどうなるのか楽しみです。

68愛読者です:2016/04/01(金) 20:09:43
何時も藤原さんの記事が雑誌に載ってから一ヶ月くらいすれば、宇宙巡礼の記事のサイトに出て読めるので、それを楽しみにしてきました。
Kmさんが三月号で記事を読んだと報告していたので、楽しみに待っているのですが、四月になったのに未だ記事が掲載されないので、何かあったのかもしれないという心配になりました。
どうしたのでしょうか。それにしても待ち遠しいことです。
連載の記事だと言うので、きっと本格的な内容だろうと予想してワクワクしています。

69松原薫:2016/04/03(日) 13:45:23
これは伝聞ですから確かなことは知りませんが、管理人の方は外国に住んでおられるとかです。宇宙巡礼に集まっている人は日本ではマイノリティで、国際派に属している人だから当然にしても、管理人が日本に住んでいないとなると大変で、郵便物の遅れや仕事の都合で定期的な作業が遅れてしまうのは、避けるのが難しいのではないかという感じがします。それでアップが遅れたとしたら仕方がありませんが、その対策を考える必要があります。国内の読者で若くてコンピューターの作業に詳しい人が、管理の仕事を手伝ってあげたら良いので、誰か志願者が出て欲しいと感じます。若い時に辛い仕事でも買って出て経験を積み、実力をつけて自分から発信するというやり方が、昔から伝統としてあったのに、YKKで辛い仕事をやりたがらなくなることで、社会は衰退するのだという点では、今の日本だけでなく宇宙巡礼もその仲間のように見えて寂しくなります。
情報を受信する読者として満足するのではなく、発信することが大切だと考えたことで、このサイトも始まったのではなかったのでしょうか。発言を少数者に任せてそれを読んで直接に参加するのではなく、サイレントマジョリティの仲間になってしまえば、それをビッグブラザーズは歓迎して独裁政治の社会を支配すると思うからです。

70藤原肇:2016/04/06(水) 13:24:16
記事が読みたくても読めないと嘆き、それを投稿した人がいたので一筆する。「ニューリーダー」と私は創刊以来の付き合いで、足立さんが「東洋経済」から独立して、質のいい総合誌として年間購読式を採用し、読者に価値ある情報を届ける目的で出発した。正慶さんとの対談が最初だったが、四半世紀の間に30人くらいと人と対談し、多くの人と意見を交わし合った。どこかで既に書いたと思うが、必ず年に一度は登場した理由は、私の記事を読むために、年間購読する人が結構いて、私の寄稿が途絶えると足立さん宛てに、「私が死んだか」と問い合わせが来るらしい。そういう読者には万年筆で、「元気です。近く載せます」と書いて,返事を書くのが大変な仕事だから、年に一度は寄稿して下さいと言われ、30年余りも書き続けた歴史がある。
だから、03-3459-6557に電話して、藤原から聞いたので彼の記事が出たら、その号を送ってほしいと頼めば、年間購読しないで入手できるし、そうやって読んでいる人も結構いるらしい。抜け穴ルートであるので、これは内緒にして貰うことを条件にして、教えて差し上げたしだいである。

71藤原肇:2016/04/08(金) 21:24:10

「ニューリーダー」での対談相手に、30人ちかくの人物が登場したが、その中には正慶孝や小室直樹がいて、正慶さんとは五回以上も相手をした。それを足立さんは感謝してくれたし、読者にも喜んで貰ったので、年間購読している人もいると聞く。ただ、二人は既にあの世に旅たち、私としては寂しい限りだが、その穴埋めの人材探しは難しい。正慶さんとの対談が多い理由は、彼が意味論を完璧にマスターし、物凄い博識で疲れなかったのと、気軽に相手をしてくれたからであ。また、彼の博識の驚きを記録した思い出として、1970年代の後半に彼と出合ったことが、『経世済民の新時代』に次のように書いてある。
「・・・そんな集まりで正慶さんと出会ったのだが、その頃の彼はまだ中央公論の編集スタッフで、教養書などの編集に携わっていたようだ。それにしても、僅か一度だけの出会いで彼の記憶が鮮明なのは、フランス革命の話をしていた時に、正慶さんがサド候爵のことを話題にして、バスチーユ監獄に幽閉されていた囚人と、サド候爵のアリバイの高説を披露したからである。しかも、ロベスピユールやナポレオンまで登場して、大革命の背景について解説した正慶さんが、ジェスイットやフリーメーソンまで引用したので、私はその博識に驚いてしまった。その夜の議論は非常に豊かな内容であり、その理由が正慶さんの誇る造詣に由来していたから、中央公論の編集部を私は見直すことにした。こんな人たちが編集に関係しているが故に、中央公論社は教養物を手掛けることが出来るし、世界の古典を日本人に紹介しているのだと考え、それ以降の私はせっせと「名著シリーズ」を読んだのであり、正慶さんにルネッサンス人の影を見たと思った。・・・」
日本人で意味論をマスターした人として、正慶孝、小室直樹、中村雄二郎の三羽烏がおり、中村先生には未だ面識がないが、三人はアカデミズムの巨峰だし、幸運にも正慶孝と小室直樹の二人とは、共著を持つことが私の誇りであり、日本人だったお蔭だと思い、その機会を得たことを感謝している。

72愛読者:2016/04/11(月) 16:18:38
直接に雑誌を購読するという当たり前のやり方があったのに、一ヶ月待って掲載されてから読むということに慣れて、情報はこちらから取りに行く物だと言うことを忘れていました。
反省して改めたいと考えて手配をして、四月号を送ってもらうようにしました。アドバイスを感謝します。

73市川 昌人:2016/04/12(火) 03:15:11
昨日唐津 成一郎氏のコメント入りのパンフレットが届き、見慣れた色に書かれた文字は生命知水。両氏もご健在であられる事、お慶び申し上げます。当方もようやくスカブミの地へとトキハマワリテメグルカタカナムと相成り候。近況報告まで

74吉田:2017/08/27(日) 11:27:19
藤原さんが書いた『財界にっぽん』の記事について、大きく紹介された番組がU-Tubeで放映されています。記事の題名である「断末魔を迎えた安倍ゲシュタポ内閣の悪足掻き」が、世界に向けて公開されたことになります。
https://www.youtube.com/watch?v=y_1a06d2g3k

この番組が全世界で見ることが出来るので、その影響力を考えるならば画期的ことです。藤原さんと何度も対談している平野貞夫さんが、この番組で今日も深い発言をしているのも見ものです。

75藤原肇:2017/09/13(水) 14:15:31
21世紀の日本は暴政に支配され、サイコパスの劣悪政治家による、亡国への転落のプロセスてあったし、その歴史的証言を残すことが、「史人」としての私の役目でもあった。最後に纏めたのが『さらば暴政』だったが、その前に「水子」になった二冊の不幸な本があり、その「秘話」についての公開から始める。
『小泉純一郎と日本の病理』は、オリジナルな記事は二割余りが削られ、小泉の精神状態を分析して、サイコパスとして考察した記述は、きれいさっぱり削り取られてから、題名も変更されて出版が実現した。また、干渉はソフトな形で行われて、新聞や雑誌の書評はゼロであり、書評も紹介も皆無という点では、ギネスの世界新記録級だった。だが、今買わないと読めなくなる内容だと、ネット上で騒がれたお陰で、一か月半で五万部も読者を獲得して、ベストセラーの仲間入りを果たした。
 そこで、小泉首相と創価学会の幹部が、秘密裏にこの本を集めて、抹殺工作を指令したようで、新本どころか古本もなくなり、定価千円の本がアマゾンの中古でも、二万円の値段で取引された。光文社のペーパーバックス部門は閉鎖になり、編集長は退社して姿を消して、日本的な顛末でことは終わった。
 この不幸な本に似たケースは、米国在住の日本人に向けて、「加州毎日」新聞に連載した書評集が、『アメリカから日本の本を読む』と題して、文芸春秋社から発行された時にも、「品切れ事件」として問題を起した。この本が出る直前の段階で、社内報で近刊予告を見た田中社長が、重役や担当出版部長を呼びつけ、「藤原の本をうちから出すとは何事か」と激高し、部長は窓際族に左遷された上に、本の販売阻止を試みた事件があった。
 田中健五が本誌の編集長時代に、拙稿の内容を捻じ曲げたり、没にした拙稿を他人の記事に使ったので、喧嘩して絶交していたことが、この事件の発生と結びついていた。また、若き日の田中記者の役割が、内調の手先として暗躍して、それを手柄に出世していたと、彼の秘めた過去を記事に書き、暴露した私への彼の敵意のせいで、こんな事件が生れたのである。
幾ら社長でも発売中止にすれば、言論妨害の典型になるので、一旦は配本し本が返本で戻った時に、コンピュータに「品切れ」と表示し、流通を止める手を使ったようだが、そんな経緯は後になって知った。それにしても奇縁になるが、私の読者で「ご学友」の人から、献辞を書くように勧められて、当時は未だ皇太子だった明仁親王に、この本は献呈されて届けられ、その後に天皇になった人は、私の読者の一人になられたらしく、天皇家の記事を好んで扱う、文芸春秋社とは捻じれた関係が生じた。
 そして、何十年もの星霜が過ぎ去り、二十世紀が終わろうとしたのに、誰もアインシュタインの理論に対し、光速外の「幽霊層の場」について、異議を加えようとしなかったので、私は仕方なく英語で論文を書いた。本当は、誰か若い世代がこの問題に挑戦して、より包括的な仮説を提示して欲しいと待ったが、20世紀が終わる時期を迎えたのに、それは実現しそうになかった。
そこで、仕方なくメタ・サイエンスの立場から、ホロコスミクス理論をまとめたら、ニューヨークの国際地球環境大学が発行する、『学術論文集・第21号』に掲載された。20世紀最後の年の1月に出た、『学術論文集・第21号』にそれが掲載され「新千年紀への期待」と題した特集に、「ホロコスミクス理論」が活字になったのは、縁起に属す巡り合わせかも知れない。
 ここでまた不思議な巡り合わせで、十数年も前の話になるが、 皇室関係筋の読者から頼まれて、この英文紀要に献辞と署名をした上で、 皇太子に献上したいと言われた。しかも、この使者が東宮に届けたところ、「既に読んでいる」と言われたと聞き、私は皇室の情報力の凄さに驚愕したし、皇太子の洞察力に目を見張った。オックスブリッジの人材教育の高さや、英国の情報網の持つ人脈には、流石に凄いものがあると驚いたし、皇室は欧州の王室とも繁がりが強い。
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/newleader201408.html
こんな体験はシンクロニシティだから、日本が安倍政権の暴政により、社会の秩序が解体されかけているし、こうした混迷の中で疲れた天皇が、生前退位まで決断されたことは、極めて重大な事態だと言える。だから、主権者として江戸っ子である私は、安倍ゲシュタポ内閣の弊害に触れた、今回に発表した記事を人脈の活用を通じて、天皇と皇太子に届けることで、安倍暴政への総括にしたいと考えている。
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai201709.html

76藤原肇:2017/09/14(木) 09:28:22
75)の末尾には次の言葉が続く。

この安倍ゲシュタポ内閣の弊害に触れた、「断末魔を迎えた安倍ゲシュタポ内閣の悪足掻き」の記事を、天皇と皇太子に届ける行為は、数理哲学的な証明の意味論を内包する。それは帝王学を極めた人には、自公体制が「案山子」集団であり、主権者である国民にとって、有害無益の証明になることだ。
だから、天皇の生前退位の実現は、「ゾンビ放伐」の営みに結びつき、暴政解体の国民の総意を結集して、狂った国政の総決算の形で、新生の国体への「岩戸開き」が、遂に始まることを意味する。日本列島からゾンビを追い出し、纏いついた汚物を祓い清めることで、新生日本の門出を飾るには、「ゾンビ放伐」が決め手であり、そこに21世紀の回天がある。

77藤原肇:2017/09/14(木) 12:30:33
矢張り「国体」という言葉には違和感があるので、76)は次のように書き改めることにする。

この安倍ゲシュタポ内閣の弊害に触れた、「断末魔を迎えた安倍ゲシュタポ内閣の悪足掻き」の記事を、天皇と皇太子に届ける行為は、数理哲学的な証明の意味論を内包する。それは帝王学を極めた人には、自公体制が「案山子」集団であり、主権者である国民にとって、有害無益の証明になるからだ。
だから、天皇の生前退位の実現は、「ゾンビ放伐」の営みに結びつき、暴政を解体する国民の総意を結集して、狂った政体の総決算をする形で、新生の日本への「岩戸開き」が、遂に始まることを意味する。日本列島からゾンビを追い出し、纏いついた汚物を祓い清めることで、新生日本の門出を飾るには、「ゾンビ放伐」が決め手であり、そこに21世紀の回天がある。

78藤原肇:2017/11/30(木) 23:59:17
私の書いた記事を掲載したことが原因になって、編集長の地位を辞めることになったと予想できる、
「月刊・フナイ」の元編集長から届いたメールに、次のような文面があったのでお裾分けします。
<貼り付け>
謹啓
メールいただきましてから、早2ヵ月、ご無沙汰をおゆるしくださいませ。
昨日やっと『ザ・フナイ』11月号が入手できまして、拝読させていただきました。
ほんとうに密度の濃い有意義で面白い内容で、藤原先生でなければ書けない知的な投稿に、胸躍る気がしました。
さっそく数冊追加でお願いし、大事な知人に読んでもらおうと思っています。
ですが、ほんとうは、心の中では、怒っているのですよ。
私が編集長の時には、このような投稿はしてくださいませんでした。
私が編集長をやめた後に、このような面白すぎる、高度で知的な内容を書いてくださるなんて・・・・・・!!
謹白

79藤原肇:2017/11/30(木) 23:59:31
私の書いた記事を掲載したことが原因になって、編集長の地位を辞めることになったと予想できる、
「月刊・フナイ」の元編集長から届いたメールに、次のような文面があったのでお裾分けします。
<貼り付け>
謹啓
メールいただきましてから、早2ヵ月、ご無沙汰をおゆるしくださいませ。
昨日やっと『ザ・フナイ』11月号が入手できまして、拝読させていただきました。
ほんとうに密度の濃い有意義で面白い内容で、藤原先生でなければ書けない知的な投稿に、胸躍る気がしました。
さっそく数冊追加でお願いし、大事な知人に読んでもらおうと思っています。
ですが、ほんとうは、心の中では、怒っているのですよ。
私が編集長の時には、このような投稿はしてくださいませんでした。
私が編集長をやめた後に、このような面白すぎる、高度で知的な内容を書いてくださるなんて・・・・・・!!
謹白

80通りすがり:2017/12/18(月) 00:21:02
Mail欄をクリックすると、掲示板に誘導されてしまい、どこに書いていいのか分かりませんでしたので、書き込みお許しください。

宇宙巡礼とWikipediaの改訂希望事項です。

---------------


著作一覧
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/books.html

『賢く生きる―藤原肇対談集』(清流出版 2006/7/1)
https://www.amazon.co.jp/dp/4860291603/
が、現在なぜか抜けております。

---------------

藤原肇 (評論家) Wikipedia
http://u0u0.net/GIMd

>著書
>『ものづくり都市の再生』MONOまちづくり研究会編 ぎょうせい 2005

【内容】
時代を先駆ける産業美学。ファッション産業のパイオニアとして地場産業の再生に取り組んだ著者と、まちづくりの専門家による地域再生の専門書。ものづくりを活かした地域活性化の手法がわかる。
【目次】
第1章 生産・市場・生活を結ぶスパイラルの創造
第2章 消費の変化に対応する生産と流通
第3章 ファッション産業の未来を拓く
第4章 産地再生の展望は開けるか
第5章 地域産業の再生とまちづくりの連携
第6章 ものづくり都市再生の実践

【著者紹介】
藤原 肇
略歴:〈藤原肇〉1940〜2005年。東京都生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。株式会社マーケティング企画代表取締役。

https://honto.jp/netstore/pd-book_02614033.html
http://www.ued.or.jp/report/public.html
https://book.kanpo.net/category/select/pid/2127
https://www.amazon.co.jp/dp/4324078289/


この著者は同姓同名の別人ですね。
削除してもらえるといいのですが。

81藤原肇:2018/03/10(土) 18:30:12
本を愛読する人にとって耳寄りな情報が届き、かねてから似たようなことを考えていたので、それを皆さんに伝えたいと思う。http://shuchu.info/_cs?m=main&amp;c=10966&amp;u=20520
私自身がアメリカに30年住んだことで、蔵書を三万冊近く抱え込み、リビングルームはもちろんだが、台所を始め便所やジャクジにまで、本箱が並んでいる中で生活していた。
それを伝え聞いた風水師の珪水さんから、「そんな場所に住んで寝ていたら、インクのPCBを皮膚呼吸で吸い込み、脳が狂うから危険だ」と警告されたこともあったが、本中毒の私には脳が犯されても諦められた。
蔵書のほとんどはアンダーラインを引き、赤系統と青系統に色分けしてあり、このノウハウは「日本脱藩のすすめ」の中に書いたが、引用するに際してとても便利だったし、お陰で数十冊の著書を作るのに役立った。
だが、米国をを引き上げて次の住処に引っ越す時に、そのうちの書き込みのある八千冊は台湾に船で送り、残りの二万数千冊はロスの日本人たちが、将来図書館を作るときに使って貰うようにとプレゼントして来た。
書き込みをした本は私の脳の代わりに、外付けのハードメモリーに等しいので、それはカタツムリの殻と同じで一緒に持ち歩く必要があったし、書き込みのある本はとても貴重なものである。
一般的には書き込みのある本は古本屋に嫌われるが、私にとっては書き込みがあることにより、本としての価値があると思うし、紙の本は私にとってのノートブックである。だから、そうした考えに基づいて古本を集める本屋が生まれたと知り、こんな嬉しいことはないと感激した次第である。

82藤原肇:2018/03/10(土) 18:30:25
本を愛読する人にとって耳寄りな情報が届き、かねてから似たようなことを考えていたので、それを皆さんに伝えたいと思う。http://shuchu.info/_cs?m=main&amp;c=10966&amp;u=20520
私自身がアメリカに30年住んだことで、蔵書を三万冊近く抱え込み、リビングルームはもちろんだが、台所を始め便所やジャクジにまで、本箱が並んでいる中で生活していた。
それを伝え聞いた風水師の珪水さんから、「そんな場所に住んで寝ていたら、インクのPCBを皮膚呼吸で吸い込み、脳が狂うから危険だ」と警告されたこともあったが、本中毒の私には脳が犯されても諦められた。
蔵書のほとんどはアンダーラインを引き、赤系統と青系統に色分けしてあり、このノウハウは「日本脱藩のすすめ」の中に書いたが、引用するに際してとても便利だったし、お陰で数十冊の著書を作るのに役立った。
だが、米国をを引き上げて次の住処に引っ越す時に、そのうちの書き込みのある八千冊は台湾に船で送り、残りの二万数千冊はロスの日本人たちが、将来図書館を作るときに使って貰うようにとプレゼントして来た。
書き込みをした本は私の脳の代わりに、外付けのハードメモリーに等しいので、それはカタツムリの殻と同じで一緒に持ち歩く必要があったし、書き込みのある本はとても貴重なものである。
一般的には書き込みのある本は古本屋に嫌われるが、私にとっては書き込みがあることにより、本としての価値があると思うし、紙の本は私にとってのノートブックである。だから、そうした考えに基づいて古本を集める本屋が生まれたと知り、こんな嬉しいことはないと感激した次第である。

83もとよし:2018/03/16(金) 16:17:02
3.11半年前より目覚めて、いろいろなサイトを見て回り、いつしかこの世界巡礼に辿り着きました。
松下政経塾の記事から入りましたが、真実を知る事は、頭がはっきりとして気持ちが晴れやかになることが分かりました。
私の知能で理解するには、表現が難しい文章もあり最近(3,4年)の記事しか読んでいませんでしたが、平成幕末のダイアグノシスを読みたくなり本を検索しましたが、高価であきらめました。
それで、このサイトの記事に幾つか本に掲載した文章(記事)がありましたので、それを一つずつ読もうとしました。
しかし、「アメリカから読んだリクルート事件の深層」のリンク先が下記になってしまいます。

http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/la93w.htm

平成幕末のダイアグノシスに収録されている記事のほとんどが上記リンクになっています。
ぜひ修正をお願いします。


追伸:「小泉純一郎と・・・」と「さらば暴政」を読み事実認識、理解に大変役立ちました。
ありがとうございます。

84宇宙巡礼HP管理人A:2018/03/17(土) 10:33:20
もとよしさまからの "平成幕末のダイアグノシスに収録されている記事のほとんど
が上記リンクになっています。"とのお知らせにつき、たいへありがたく感謝申し上
げます。調べてみたところ、何らかの事情でDATA BASEの一部が消えているようなで
、書籍から再スキャンして復元致しますので、いましばらくお待ち下さいませ。

85ヒロイエ:2020/06/20(土) 09:21:18
どこに書き込んだらよいかわからないので
申し訳ありませんが、ここに書き込みさせていただきます。

藤原さんが手術後、主治医とされていた銀座内科が今年2月で
閉院したようです。

藤井先生のDNAを別の形で受け継がれたものが一つ消えてしまったようです。

院長だった九鬼先生のコラムに藤井先生や奥様の記事がありましたが
残していなかったことが悔やまれます


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