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情報を発信することの価値

30千々松 健:2010/01/27(水) 11:27:53
 私は、過去のアメリカ大統領と補佐官との間に交わされた会話とされるものを企業研修で良く使用して来ました。
それば、「情報と事実」をはっきり分けて報告せよと大統領が補佐官へ注文したという内容です。
いわゆる情報(広い意味)には「客観的な事実」と「主観的な情報(狭い意味)」があるから、大統領の立場にある私には、先ず客観的な事実だけを伝えてほしい、そして、必要が有れば私の方から補佐官の意見としての情報(主観的な情報)を聞くから用意して置くようにということでした。
 その意味からすると
>29
>(1)中立な情報は存在しない(一方に有利なら一方に不利である)
>(2)情報は発信者に有利である(したがって受信者に不利)
ここに言う情報は狭い意味での情報のことであると思うし、事実と情報の差異をしっかりと把握して行かないと、例えば意図を持って「リーク」された情報が事実を越えて発信されてしまい、的確な判断を誤るという蓋然性が生じるわけです。
T.N.さんの“情報を発信することの利”逆に言えば、“適切に情報を発信しないことの不利”の自覚から始める必要がある。はその通りであると思います。

 また、理想はコマ切れの事実を積み重ねたり、検証したりして、ジャーナリストが苦労を掛けて出来る限り客観的な情報を構築することが望まれ訳ですが、
実際は多くの朝のTV番組のように、新聞記事の切り抜きの紹介が中心にされている時代ですから、さびしい限りです。
企業人として、自社関連の新聞記事情報と実際に起こっていること(事実)が如何に不整合であるかを知らされてきた者として、ジャーナリズムの怖さと限界を踏まえて行くことが大切であると思います。


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