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情報を発信することの価値
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尾崎清之輔
:2010/01/26(火) 00:37:26
小生のブログでも前から紹介させて頂いております若手フォトグラファーの岡原功祐さんは、ここ暫く欧州を拠点にして世界中を飛び回って情報発信を続けている優秀なジャーナリストの一人であると考えておりますが、それは端的には海外における幾つもの受賞にも表わされております。
しかも5〜6年前には彼を含めた若手フォトジャーナリストの方々が、日英併記の記事によるフォト雑誌を刊行していたことは、当時の様々な事情から休刊せざるを得ない状況になってしまったものの、その気概と実践はまさに敬服に値すると思いました。
前にも触れたことがございましたが、その岡原さんが以前3年間ほど主たるテーマとしていた『IBASYO』(写真自体は自傷する現代の若者達の普段の生活ぶりを伝えているものの、海外メディアでは英文記事が添えられていることで敷衍されていることがネット上を良く探せば幾つも見つかることでしょう)こそが、現代の閉塞感に溢れて夢も希望を失いつつある日本の社会をメタファーとして捉えているというのが、彼の写真群を拝見して小生が最初に感じたことですが、当時も申し上げましたように、無論その感想は彼に伝えており、それに対する彼からの回答が『このテーマは日本でやらなければ全く意味が無いんだ』とのひと言で、宇宙巡礼に集まる賢明な諸兄でしたら岡原さんの言わんとすることがご理解頂けると思います。
http://www.kosukeokahara.com/
こういう人材の多くは既に日本(という場所と社会)に見切りをつけてしまっていることも悲劇の一つであると考えますが(…少なくともタコツボ社会に身を置いてしまうことで自分自身に空虚感が広がり、ともするとスポイルされてポテンシャルを失われてしまうのではないかと直感的に感じてしまっているようである…)、既にロートルの域に差し掛かった(笑)小生としては、まずはせめて彼らの後押しと、彼らのパフォーマンスやポテンシャルを、政官財学及びジャーナリズムに巣食う未だ駆逐され切っていないZombieや吸血鬼たちから守り抜きつつ、より良い場創りに寄与すべく努めることくらいでしょうか。
但し、彼はそういう連中を見極める目も相当出来上がってきたようなので今や殆ど心配無用かもしれませんね。
ところで今回の投稿は、本来「教養と場創り」のスレッドで展開したかったテーマではございましたが、このスレッドが最近活況を呈していると感じられたことから、当スレッドにおける藤原さんからの提言に対する愚見を披露させて頂ければと思ったことため、この場を使ってコメントを述べさせて頂きました。
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