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情報を発信することの価値
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:
千々松 健
:2010/01/25(月) 13:58:13
<場の言語学について>
私は「日本文化の特徴は余白にあり」と考えています。
日本語には主語と述語の省略が多くみられるということも、日本間における床の間も、和歌や俳句にしても、日本画にしても、余白ないしは空間が多いのです。
清水博先生の「場の理論」を応用した「場の言語学」では、共通な情報や問題意識を持つ「場」に於いては、主語と述語などが省略され、しかも受動態的な表現が好まれるということは自然であるようです。
その意味では日本語は蛸壺的な分類になると思います。比較的異文化交流をしないで済んできた言語は「空気を読むことのできる場においては効率よく機能するのです」しかし、一旦、国際交流をする場面に入り交渉やディベートをするためのツールとしては「英語」が必要になるという訳です。
そして、美しい日本語をマスターすることはもちろんですが、これからは翻訳しやすい文脈表現で日本語を書いたり、語ったりすることが、国語教育には大切になるのではないでしょうか? 英語が国際標準語に成り得たのは「契約」に適した構造を持ち、ロジカルな言語であるからでしょう。
また、ネット社会において自動翻訳が進めば尚更に、そのような訓練がなされて、より良い情報発信が可能になると思うのです。
「閉ざされた社会」においてはたとえ効率的であっても、「オープンな社会」においては誤解や曲解が生じてしまっては損になるのです。それぞれの言語の特徴を認識して、使い分ける必要があるのです。言語はコミュニケーションの一つの道具(ツール)にしか過ぎないのですから。
それに加えて、私はコトバとカタチの両方を使用して物事を伝えることが大切になると考えています。「大局観」はまさにコトバではなくカタチをイメージして観察していくところからスタートすると考えています。
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