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情報を発信することの価値

2藤原肇:2009/12/19(土) 09:39:58
第二回分
***外国人記者クラブ(FCCJ)に見る奇妙な日本人の間接支配
ところが、奇妙にも汚職を放置し続けたのに、財務の担当者が三選される椿事が起き、折角の大変革の試みが「画竜点睛」を欠いて、日本的な珍現象が暫し話題を賑わせた。その理由は財務問題を専門家に任せて、経済問題担当という肩書きに従い、日本の経済誌の記者を監査役に再選したのだ。普段は活動しない日本人正会員の多くは、汚職を放置し続けて来た監査責任を問わずに、外人記者は決算書が読めないと考えて、経済誌の記者が日本人という理由に基づき投票した。こんな非常識が罷り通ったのは、外国特派員の組織で外国人が少数派になり、組織活動には余り熱心に参加しないが、投票数で日本人が決定権を握ったせいだ。
現在のレギュラー会員はほぼ500名というが、純然とした外国人特派員は150人前後に減り、外国で3年以上の特派員をした者は、日本人も正会員になれる規約のせいで、300人ちかい日本人が正会員に属している。だが、その多くは若い頃に特派員を経験し、現在は幹部として自分で会費を払わずに、社用族として接待に使う正会員だ。しかも、社交のために時たまレストランやバーを利用したり、相互利用の特典を最大限に活用して、北米やアジア諸国のクラブ施設を利用する程度で、積極的に組織活動に参加しない会員である。
特派員クラブ(FCCJ)を財政的に支えているのは、投票権のない2000人余りの準会員であり、その多くが接待用にレストランを使い、社交の場として利用している日本人だ。準会員には銀座から五分の距離の社交の場として、利用価値が高い快適なクラブであるが、特派員として取材のために訪日する記者にとっては、自分たちの仕事場が俗化した印象も強い。
こんなことでは日本の現状に愛想を尽かし、東京から逃げ出す記者が増えても当然だが、それに加えて経済ポテンシアルが落ちて、情報的な魅力の衰退が進んでいるために、日本への関心までが加速度的な勢いで薄れている。


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