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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて

9尾崎清之輔:2007/11/13(火) 00:50:38
話題はガラリと変わりますが、本日は『場創り』に関連して、身近な話から少し述べさせて頂くことをご了承願えますと幸いです。

以前から『社会への恩返しのすすめ』のスレッドでも触れさせて頂いておりますが、日常の狭い範囲や枠組みに囚われることなく、様々な「場」への単独行を通じて、素敵な出会いを多く持つことができるよう、ここ数年そのように努めてきた中で、若手フォトジャーナリストの方々、場の研究の一環である「勧の目と行の目」から野たる現場へ「行」として赴くことを選んだ方、最近ではとても秘めたる輝きを持つ表現者の方などに邂逅する機会に恵まれてきました。

そのような邂逅は、彼ら彼女らの作り上げた作品群から気が付くこともあれば、対話を通じて気付くこともあり、最初お会いした際は分からなかったものの、2度目には片鱗に気が付き、3度目にはやや確かさを感じつつ、4度目になって確信へと至る、といったケースもございます。

これらの方々は、世界を舞台に活躍し始めている方、これから飛躍しようとしている方、既に一定のポジションを築き上げつつも、より広い世界や高みへと自らを見出そうとしている方など様々ですが、いずれにしても、彼ら彼女らには「共通する一種のエネルギーやポテンシャル」を感じます。

私はそれをあえて「才能」とは呼ばずに「資質」と呼びたいと思っており、それは一般的に言われる「才能」という響きに『世間にスグ役立つ「モノ」としての能力』といった意味合いが込められているようで、『無用の用』の重要性を考える私にとっては、どうしても違和感を覚えてしまうからです。

また、彼ら彼女らは、自らが活躍している「場」を通じて、「場」を構成する各要素が互いに自発的な活動を起こすことによって、新たなる創造へと至ることが出来るような『リアルタイムの創出知』と呼ばれる優れた面を見せることの出来る可能性を感じさせることも間々あり、私は、このような方々との出会いを通じて、お互いを大切にできる関係性へ発展させていくことの肝要さを痛切に感じております。

このことは、私にとっても、時には自らのパフォーマンスやポテンシャルをアップさせたり、時には自然の中での平穏や安らぎに近いものを覚えたりもしますが、それは先に述べた、『共通する一種のエネルギーやポテンシャル』が互いの中で増幅し合い、それがフィードバックループすることで、「良いひとときを過ごすこと」へ至るからではないかと思っているためです。

このような素晴らしい可能性を持つ方へ、以前ご紹介した藤井尚治博士の著書から再び引用する形でご紹介させて頂きますが、『「大局観」で捉えつつ、「些細なこと」には拘らず、「一生新手」の面白さを楽しみ、そこで得られた「自分の楽しみ」と「他人に役立とう」という2つの観点を持ちつつ』人生を歩んでいきましょう。


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