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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて

79尾崎清之輔:2007/12/30(日) 19:18:04
一昨日、ベートーヴェンの交響曲第九交響曲に関する投稿をさせて頂きましたが、先日の大掃除で私の蔵書に眠ったままとなっていた書籍を偶然見つけました。

◆『ベートーヴェンの「第九交響曲」―“国歌”の政治史』エステバン ブッフ(著)(鳥影社ロゴス企画部)

BOOKデータベースには、以下内容が記載されており、それなりの厚みを持つため、こういうお休みの時期でないと手に取らないでしょうから、この際、一挙に読破してみようと思います。

◆その最終章の『歓喜の歌』が、今やEUの歌にさえなった『第九』、その政治的読解を試みる。『第九』が誕生するまでの思想的・歴史的背景、誕生以後の『第九』の政治的受容をダイナミックに捉える。

また、田中さん仰せの通り、この曲は本来、その年1年を祝うといった歳時的なレベルの内容ではなく、書籍の帯にも以下の通り明確に書かれてありました。

◆ヒトラーは自らの誕生日を『歓喜の歌』で祝った。しかし一方、強制収容所のなかに至るまで、人々はこの曲で彼に抵抗した。
『歓喜の歌』は、常にオリンピックで鳴り響いている。ついこの前、サラエボでも響き渡っていた。この曲はまた、人種差別の国、ローデシアの国歌であった。今日ではEUの歌である。


尚、第九交響曲の成立は19世紀前半(作品完成時期は1824年5月)であり、これは、欧州において、産業革命を経て、近代国家群と国旗ならびに国歌が成立した後ということになると思いますが、そのあたりに、以前ここの掲示板で大変盛り上がった「国旗とミランダ」の話にも繋がるのではないかと考えつつ、読んでみたいと思います。

◆交響曲第9番(ベートーヴェン):Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC9%E7%95%AA_(%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3)


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