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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて

31尾崎清之輔:2007/11/30(金) 01:36:08
記憶のみを頼りに書くと思わぬ間違いをしてしまうことがあり、先の投稿ではカレルギーを日本生まれの日本育ちと書いてしまいましたが、確かに日本生まれではあるものの、僅か1〜2歳でオーストリアへ移ったため、正確にはオーストリア育ちであるという私信を頂きましたので、ここに訂正致します。

また、私信では、彼の母「ミツコ・クーデンホーフ・カレルギー」が旧姓「青山ミツ」であることや、映画「カサブランカ」のリック・ブレインことボギー(ハンフリー・ボガート)の恋敵役の政治犯のモデルとなった人物ラズロが、カレルギーであるということにも触れておりましたので、この場をお借りして感謝を意を表します。

おかげさまで、「ミツコ・クーデンホーフ・カレルギー」が、あのゲランの香水で有名な「ミツコ」に繋がったことや、映画「カサブランカ」から、当時のフランスの植民地であったカサブランカでボギーが経営していたお店にやってきた客が、恋敵役ラズロの妻で、嘗てはボギーとはパリで愛し合い、いつの間にか消息不明となったイルザ(これがミツコという説もあり)ということになり、あの「君の瞳に乾杯(Here's looking at you, kid)」をはじめとした数々の有名なセリフを生み出したことは、今でも語り告がれておりますね。

せっかくなので、他にも有名となったセリフの一部を以下にご紹介させて頂きます。

"Where were you last night?" (昨日の夜は何をしてたの?)

"That's so long ago, I don't remember."(そんな昔のことは覚えてないな)

"Will I see you tonight?" (今夜は会ってくれる?)

"I never make plans that far ahead." (そんな先のことはわからない)

他にも、Samへ弾いてくれとお願いした時のセリフが、"Play 'As Time Goes By.' などいろいろごさいますが、リックがイルザに言った"Maybe not today, maybe not tomorrow, but soon. And for the rest of your life."というセリフを、「今はよくても、きっと一生後悔する」と訳した方の腕前には流石!と唸らざるを得ません。

もっとも、これが日本語でのセリフだったら、余りにも「キザ」過ぎて、普通は「引く」でしょうね(笑)。

尚、ハンフリー・ボガートで思い出した余談ですが、彼がフィリップ・マーロウ役で演じた映画では「ギムレットにはまだ早い」という有名なセリフがありますが、彼がいつもバーで飲んでいたギムレットについて、「本物のギムレットは、ジンとローズ社のライムジュースを半分づつ。ほかには何も入れない」という内容を、今から17〜18年ほど前に都内のあるバーで酒の肴の話として伺っていたところ、壮年のバーテンダーさんから「ジンとローズ社のライムジュースを半分づつ」使った「本物のギムレット」がございますよ(今もそうかもしれないが当時はローズ社のライムジュースを置いてある店は稀であった)、と勧められたことから、その時はじめて味わう機会に恵まれました。


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