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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて
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:
尾崎清之輔
:2010/03/24(水) 00:59:13
暫く前、ある方のブログのコメント欄で愚見を述べさせて頂き、また別の方々へは口頭でお話した内容に対して幾つかフィードバックを頂き、中には非常に興味深いコメントもあったことから、折角なのでこちらの掲示板でも僅かな手直しを施した上で再掲させて頂きたいと思います。
なお、このテーマは当初『Once upon an Olympian time』のスレッドでその触りを述べさせて頂いたことから、そちらで続きを行なおうかと思いましたものの、こちらは別の観点から話題提起させて頂いたことから、嘗て小生が立ち上げたスレッドを久々に活性させる意図(笑)も込めて、『教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて』の方で行なわせて頂くことを予めご了承下さい。
それでは早速本題に移らせて頂きますが、小生のブログのリンク先の一つである“マヨの本音”にて過日愚見を述べさせて頂きましたように、前回2006年冬季五輪の開催地トリノでの開会式では、イタリアはトスカーナ出身の作曲家プッチーニのオペラ『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」を、今は亡きパヴァロッティが高らかに歌い上げ(実際は口パクでしたが…)、フィギュアでは同曲を使った選手が金メダルを獲得するに至りましたが、ご存知の通りオペラ『トゥーランドット』の舞台は北京であることから2年後の北京五輪を推測させることは容易であり、そのAnalogyからすると、今回2010年バンクーバー冬季五輪のフィギュアの曲目を知った時点で2年後のロンドン五輪を推測させる選手の勝ちが見えてしまいましたが(笑)、加えてバンクーバーは(英国が国家元首でその代理である総督を置いている)カナダの一都市であることを考えると、余計そう思わざるを得なかったと申し上げておきましょう。
従って、小生が銀に泣いた選手の曲目を選べる立場、つまりブレーンなりコーチ陣の一人であったとしたら、迷うことなくプロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」をフリーの曲目に薦めたことでしょう。
バレエ音楽としての「ロミオとジュリエット」はプロコフィエフの作品ですが、元はシェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」であること、英国にとってシェイクスピアとジェームスボンドとでは比較にならないレベルであることは、欧州のBlue Bloodや教養人でなくとも当たり前の話ということになるからです。
また、プロコフィエフはロシアの誇る作曲家の一人であり、彼の出生地が4年後の冬季五輪の開催地ソチから北北西に350〜400キロほどの位置にあることを考えると更にイマジネーションが掻き立てられるでしょうし、金メダリストとなった選手のフリー曲である、ガーシュインの「ピアノ協奏曲へ長調」をプロコフィエフが批判的に捉えていた(但しこの件については異なる2つの説があるためどちらが真実かは調査検討要)ことも考えると、もし銀メダリストが「ロミオとジュリエット」をフリー曲に使ったならば、別の意味での真のライバル対決が可能になったのではないかと思った次第です。
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