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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて
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:
尾崎清之輔
:2008/02/04(月) 23:48:11
さて、昨日まで『場創り』に向けた重要なキーワードである「即興劇モデル」を中心に、少し論考を続けさせて頂きましたが、更にこの『場』を司る個々人という生命体と、それら生命体が自発的に働く(≒動く)ことで、お互いの間に共鳴場や共鳴力などが発生し、そこからより大きな広がりを持つ系としての『場』へと成長していくシナジー効果に着目する必要がございますが、これこそが非線形理論の基本を示していると考える意味では、何度か話題に出てきた奥義書『生命知としての場の論理』(清水博著:中公新書)はもちろんのこと、その原点とも云われる『生命を捉えなおす』(中公新書)の精読も必須であり、これらの書籍群に対する深い認識と洞察とを通じて、漸く100年後に残る名著である藤原博士と藤井博士の対談『間脳幻想』(東興書院)の世界へ入るキップを手にすることになると考えております。
これまで藤井先生の書籍から何度か引用させて頂いた理由のひとつは、まさしくそこにあり、このスレッド名に『教養』という用語を使っている以上、やはり「そこ」への道に至るまでの過程と歴史を十分考察すること抜きにして『教養』は語れないと思っており、他の奥義書にあたる書籍群を読みつつ、この『間脳幻想』を何度も読み返すことの必要性を感じているところです。
そういう意味で、珪水さんが『間脳幻想』を数年前の時点で既に80回以上も読まれていたことは誠に敬服しております。
また、先の投稿では久しぶりに『グローバリゼーション』の話題にも若干言及させて頂いたことから、私が何年も前からご紹介させて頂いている『ル・モンド・ディプロマティーク』のイグナシオ・ラモネ編集主幹の論説を思い出しましたので、まだまだ若輩者ではございますが、ミクロな生命体の世界とマクロな宇宙の世界を考察しながら、人の次元で発生している社会的事象に対しても論考を重ねつつ、例によって愚見ではございますが、私なりの観点から、皆様へ出来るだけ分かりやすく噛み砕いて書くことができるよう、頑張っていきたいと思います。
そのための一環として、まずは意味論への正しい理解が重要になると考えますので、『間脳幻想』の藤井先生のあとがきで触れられております、一般意味論の中興の祖であるサミュエル・ハヤカワ氏の『思考と行動における言語』(岩波書店)を精読し始めたところであると申し上げておきます。
◆間脳幻想(まえがき&目次&あとがき)
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/books/brain.html
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