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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて
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:
尾崎清之輔
:2008/01/26(土) 01:22:08
以前から何度も引用させて頂いております、藤井尚治博士の『アナログという生き方』を基にした一部投稿が、掲示板上のみならず、個別にも良いとか印象に残ったというレスポンスを頂いたことから、今夜もまたまた引用しつつ、若干ですが愚見を添えさせて頂きます。
自分の個性をどのように創り上げ、磨き上げていくかについて、藤井先生は以下のように明朗に語っております。
◆個性とは、どこから生まれてくるのか。それは自分の中の基準であり、確信である。1人ひとりの人生とは本来、手作りのはずなのに外側の基準に合わせて生きようとするから、息苦しくなる。学歴、大企業、肩書き、男や女といったアイデンティティに頼るから、標準化や画一化の波に飲み込まれてしまう。
ひとは人生の設計者であると同時に、作り手でもある。とくに日本人は人生の設計と製造が未分化のままで、他人任せになっているから、生き方に確信がもてない。
(中略)
人生も同じことだ。生きることが目的だから、学歴や肩書きがなくても大丈夫である。家がなくてもお金がなくても心配は不要。その日のごはんが食べられていれば、本来いいはずである。これを原点に、自分なりの人生ストーリーを描ければいい。ただし、今日明日のストーリーはだいたい決まっている。選択の幅は少ない。しかしながら5年後10年後になると、大胆なストーリーが描けるはずである。
いやもう5年先も10年先も決まっているという人は、自分でストーリーの幅を狭めているだけだ。もしくは今の収入を確保しながら、ストーリーを描こうとしている。そんな都合のいい話はない。 (…中略…) 自分は違うという反論が返ってきそうだが、そんな日和見の保守主義こそ捨てなければならない。保守もときには必要だが、それで何か新しいものを作り出したことはない。古いものを捨てなければ、新しいことは出てこないのである。
先の投稿でも述べさせて頂きましたように、やはりここでもお片付けと整理整頓の重要性(=古いものを捨てることで新しいことが出てくる)が語られておりますね。
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