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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて
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:
尾崎清之輔
:2008/01/12(土) 00:43:17
先日の投稿でも若干ご紹介させて頂きましたが、久しぶりに清水博博士の『場の思想』(東京大学出版会)を他書と共に読んでおり、この本にも様々な箇所に線が引いてあって、最初に読んだとき、どのようなことを考えていたのか、当時のことをいろいろと思い出しつつ、再読しているところです。
特にこのスレッドのタイトルの一つである『場創り(共創)』に関連して、『創造』という用語を何度か使用させて頂いておりますものの、では『創造』とは何か、一体どういう意味を持っているのか、前にご紹介した『丸山眞男 音楽の対話』やマイケル・ポランニーの『暗黙知』等から引用させて頂いた『創造』を頭に置きつつ、考えていきたいと思いますが、まずは清水先生の著書から、私が線を引いた箇所を中心に引用させて頂きます。
◆新しい世界の枠は、現在の世界の外側からは限りなく遍在的な純粋生命が働き、そしてその内側からは局在的な自己(意識)が働くかたちで創出される …(中略)… すなわち、無限定と限定とが出会うのである。
◆まず、意識的な思考によって、現在の世界において生じた諸矛盾の原因を、論理的にはこれ以上追究することができないとぃう状態まで追いつめることが必要である …(中略)… つぎに朝目覚めたときに、昨夜まで考えていた問題がすっかり解消して消えているという不思議な現実感を経験することがよくおきる。 …(中略)… つまり限りなく遍在的な生命の活きによって、無意識のうちに自分自身が変化している − 無意識のうちに創造的飛躍が起きている − と考えられるのである。
◆創造に純粋生命の活きが必要であるということは、新しい世界の発展の方向が純粋生命の活きに合致していなければならないことを意味している。自分自身の欲望の充足のためだけに創造するということはありえない。創造には、「世のため、人のため」という志や使命感が存在していなければならないのである。
ちなみに、この著書では『純粋生命』を『地球環境』と同義的に捉えておりますが、私はもっと広義の意味に捉える必要性を感じております。
つまり、メタサイエンスやホロコスミクス図から認識できる、宇宙を超えた宇宙システムの先にある『空』の世界、また極小から特異点を超えた“欠けているものが何も無い”『無』の世界、そして特異点での位相変換により完成されるトーラス図を動態的に見据えない限り、『創造』がどのように発生し、派生して、フィードバックループし、また新たな『創造』へと至るか、本当の意味で説明ならびに理解できないと考えるからです。
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