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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて
127
:
尾崎清之輔
:2008/01/11(金) 00:28:21
No.126で鈴木さんから、米国においても『賤民資本主義』がますます進展しているとのご報告を頂いておりますが、やはりキャピタリズムの本家である米国においては、そのような状況に進展しやすいのはある程度必定であると思っております。
但し、藤原博士が仰っておられていたように、仮に米国という「国」が崩壊しても(これは国家という存在が「想像の共同体」の一種である以上、そういうことから免れないのは歴然たる事実)、『教養』だけは残るという意味では、確かに建国以前からリベラル・アーツという全人教育に主眼を置いた『教養創り』という歴史が存在していたことから、太平洋の対岸に位置する日本が似たような状況にありつつも、そこのあたりの決定的な差が、如何に現在のお寒い状況を生み出しているかは言わずもがなと言ったところです。
さて、世界レベルの視点からすると、実質的にはとっくに嘗ての「経済大国」では無くなってしまった現在の日本において、未だ一部の者たちが追い求めている幻想(≒幻覚)でしかない「量としての大国主義や思想」とか「ミーイズム的な発想や行動」ではなく、そこに生きる多くの個々人の質である『クォリティ・オブ・ライフを如何に高めていくか』に主軸を移していくことで、創造的破壊が起こり、大国的な幻想とミーイズムからの脱却はもちろんのこと、次の新たなる場(≒社会)創りや次世代のライフスタイルも段々と明確になり、本来の『経世済民』に繋がると考えておりますので、長い間には高い精神性と文化を持つ「場」として生まれ変わる可能性も残されているのではないかと思う次第です。
そのためには、長期的な考え方に基づく戦略的な思想や発想、そして実際の継続的な行動に移していくことが最重要であることは申し上げるまでもございません。
無論そうは申し上げても、先に申し上げた通り、すぐには思った通りにいかないのが現実であることは十分理解しておりますが、その上で、やり遂げるために続ける、という姿勢は常に持ち続けていこう、ほんの少しのことでも良いから自分のできることからしてみよう、たとえ私の代では出来ないような大きなことであってもそれならば次の代へ託そう、そして託せるためには、やはり日々弛まなく続けていこう、そういったことを念頭に置いていきたいと思います。
また、そのためには日々の真剣勝負の場を通じて、以前に述べた「活人剣」すなわち「勝つ剣」を身に付けていかねばなりません。
尚、前にも申し上げましたが、藤原博士が『ジャパン・レボリューション』で「フィランソロピー」でも「フィランスロピー」でもなく、何故『フィラントロピィ』という言葉を使ったか、現在、私なりに推考を重ねておりますので、この辺りにつきましても、いずれ改めて私見を述べさせて頂ければと思っております。
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