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教養(リベラルアーツ)と場創り(共創)に向けて
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:
尾崎清之輔
:2008/01/08(火) 00:57:36
先ほど『なんでもコーナー』にて、珪水さんの『日本人の最も苦手とする「待つ」事』や『時間(間取り)の捕り方が巧さ』について、小生の愚見を述べさせて頂き、時間を支配できる者が『自由人』であるならば、時間に支配される者が『奴隷』であると言及させて頂きましたが、これは延いては、中村勝巳先生が、自著『近代社会市民論』(今日の話題者)で仰せの、『日本では「長期」とはいっても、三年とか、五年とか、せいぜい十年くらいです。ヨーロッパでは長期というのは百年単位です。世紀単位で考えているぐらいの視野で考えなければ、長期的予測と計画などはできるものではありません。』ということにも繋がり、身の回りの具体例としてあげたのが、清水博さんの『場の思想』(東京大学出版会)と考えておりますが、この辺りについては以下の通り明確に述べております。
◆現在の日本の企業や組織の経営者(★)には、創造的思考の持ち主が少なく、その多くが適応的な思考をする人々である。適応的な思考をする人々の特徴は、周囲に適応することを行動原理とするために、自己否定を通じての変態的想像ができないことである。それは目が内向きになりがちで、自分の周囲の即興劇しか目に入らないからである。これに対して創造的な人に共通な思考パターンは、できる限り広い世界を掴んで、その動きの中に自分自身を位置づけて、その動きを積極的に進めようとする点にある。
(★引用者注:これは何も企業や組織の経営者に限った話ではないと考える)
そして、以下のような多くの名文とともに、清水先生のこの書籍と、先述の中村先生の書籍のご紹介を兼ねつつ、いつもながらの愚見を披露させて頂きたいと思います。
◆柳生石舟斉の言葉に、「昨日の我に今日は勝つべし」があるが、日々創造的に生きることは、人生劇場において日々新しく純粋生命に出会うように生活をすることである。創造不断が充実した人生をもたらす。ここから生死に対する覚悟が生まれる。その覚悟とは、いつでもどこでも、自己の全存在(命)を賭けた行為(生活ドラマ)を実行することを決断していることである。
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