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藤原肇の最新刊発売
35
:
尾崎清之輔
:2005/10/17(月) 22:08:42
『虚妄からの脱出』の第4章「60年アンポとファシスト革命の失われた鎖の輪」には
次の一文がございます。
****************************************************************************
不吉な未来を招きよせないためには、自分達が現に内在させ顕在化し始めている
ところの、不吉な自壊化症候群(Decay Syndrome)から目をそらしたり目を閉じる
ことによってではなく、問題を掘り起こし、直視し、認識する努力を払う必要がある。
それは情緒的な調和の気分にひたり続けずに、事実は事実として冷静に認め、たとえ
没落に望むに際しても、沈着と勇気を保ち続ける覚悟を決めて、現在の問題点と対決
していくことにほかならない。
****************************************************************************
ご指摘の通り、現代の大きな病に対峙するには、自らを常に健全な状態へ置くことが
必要であり、また、邪気に遣られること無く、新たなより良き世の中の生成へ努めて
いくためには、珪水さんの自然と共に生きる智慧を学ぶことが肝要であると考えます。
それにしても、『虚妄からの脱出』の第4章と今度の最新刊をベースに議論を深めたい
という小生の提案は、戦前の満洲や上海における統治形態と、戦後その復活を目指した
60年安保時代の岸内閣、そしてその継承者である今の内閣を、それぞれ数十年の時を
隔てつつも、必然的なプロセスに支配されて移行しつつある統制型社会が表層の退廃と
相俟って、あらゆるところで顕在化していることに対する歴史における相似象の分析を
試みるという意味で、根本さんには見事に読み抜かれてしまったようです。
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