LA INTERNATIONALという経済誌の2002年の1月号に掲載された、「落合信彦 オイルマン伝説の終焉」と題した記事は、鹿砦社から上梓された奥菜秀次さんの『捏造ジャーナリスト落合信彦』に収録され、多くの読者に注目された記事である。嘘とでっち上げで落合の小説に多くの日本人が騙され、落合の石油ホラ話や外人部隊伝説の影響で、若い青年が外人部隊に志願して人生を誤り、エネルギー政策の失政に加担したことは、小説家の虚言の影響力の恐ろしさの証拠でもある。この本が出てから十年以上が経過した現時点において、野田の如き二枚舌の政治家が首相になり、嘘言と言い逃れで政治を狂わせて、日本の信用と運命を損なっているが、その原点として無責任な小説家の虚言が、いかに世の中に悪影響を及ぼしたかという点で、その犯罪を断罪する必要性を感じたと見え、文殊菩薩というブロッグに取り上げられ、記事として掲載されたと連絡があった。