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NEWS島根松江

10学籍番号774:2020/11/02(月) 10:14:53
「紫綬褒章」小説家 多和田葉子さん
紫綬褒章を受章する小説家の多和田葉子さんは、東京都出身でドイツ・ベルリン在住の60歳。

早稲田大学を卒業後ドイツに渡り、日本語とドイツ語、それぞれの言語を使って詩や小説の創作を続けてきました。

平成3年に日本語で発表した小説「かかとを失くして」で群像新人文学賞を受賞し、平成5年には「犬婿入り」で芥川賞を受賞。

その後も小説や詩、戯曲やエッセーなど幅広い作品を発表しています。

作品はフランス語や英語などに翻訳されて、30を超える国で刊行されるなど国際的にも高く評価され、4年前にはドイツで最も権威のある文学賞の1つ「クライスト賞」を、おととしにはアメリカで最も有名な文学賞、「全米図書賞」の翻訳文学部門に選ばれています。

受章について多和田さんは「大変うれしく思っています。褒章にはいろいろな色があり、社会への奉仕の仕方によって色が違うそうです。紫は身分の高いお坊さんの着物の色というイメージがあり、わたしにはもったいない気がします。また紫は男と女の融合した色とも言われ、これは青い男性と赤い女性を混ぜたら紫になるということでしょうか。性の境界、文化の境界を越えた色彩豊かな小説の世界を、パンデミックで個人が隔離されがちな時代だからこそ、たくさんの方々に知っていただきたいと思っています」とコメントしています。
「紫綬褒章」俳優 中井貴一さん
紫綬褒章を受章する俳優の中井貴一さんは、東京都出身の59歳。

昭和の名俳優・佐田啓二さんの息子として役者の道を志し、昭和56年のデビュー作、映画「連合艦隊」で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しました。

大学を舞台に若者の青春群像を描いた昭和58年の人気テレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」では、主役を演じて一世をふうびしました。

その後もシリアスからコミカルまで多彩な役柄で人気を高め、NHKの大河ドラマ「武田信玄」での主演や、映画「ビルマの竪琴」などの話題作に出演し、平成15年の映画「壬生義士伝」では日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞しています。

このほか、NHKの時代劇「雲霧仁左衛門」シリーズでは長く主演を務め、近年もミュージカルに初挑戦するなど、幅広い分野で精力的に活躍しています。

受章について中井さんは、「唯一、自分で心がけてきました事は、諦めない事。必死に、一つの事を継続する。その結果が、今日のご褒美に繋がったのかと、自分の人生、間違いばかりではなかったと、安堵しております。ウイルスの蔓延により、人の心までもがウイルスに侵される事が社会に於いては、最も恐れるべき事。文化・芸術の端くれに居ります我々の仕事を通して少しでも、お客様の心を癒やし、安らぎに繋がる様、ツールはデジタル、心はアナログをモットーとし、愚直に、いつも通り生きて参りたいと思っております」とコメントしています。


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