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冷たい「敬語」よりも熱意のこもった「タメ語」が好かれる―【書評】『嫌われる敬語 好かれるタメ語』
「正しい敬語」を使うのは必要であっても、絶対ではないという
私たちの使う言葉は常に変化しているということは皆さんも感づいていると思うが、「正しい日本語」の模範でもあった「敬語」も、最近では使い方一つで敬遠される言葉となりつつある。
「嫌われる敬語」と「好かれるタメ語」を解説する本書の冒頭で著者は、「喜び、感謝、当惑、わびなどの感情を表現するのに、敬語は不向きな場合があります。礼儀正しく、正しい敬語を使うのは必要であっても、絶対ではありません。」と言う。
例えば、あなたが上司から新しい仕事を振られたとき。
敬語で答えた場合、「早速お伺いいたします。課長の知り合いの方をご紹介していただけるのでしょうか?」となる。どうだろう、感謝の気持ちがあまり伝わってこないのではないか。
この敬語を「好かれるタメ語」に翻訳すると、「えっ?ほんとうですか?ありがとうございます!よろしくお願いします!」となる。熱意が伝わってきて、安心して仕事を任せられるだろう。
少々冷たい言い方となる敬語も、「やります!」という「タメ語」なら気持ちが素直に、そしてポジティヴに伝わる。これが「タメ語」の強みなのだ。
このほかに、上司から敬遠される敬語やお客様が離れていく敬語など、4つのシチュエーション別に嫌われる敬語、好かれるタメ語が掲載されている。
了解して欲しいのは、本書は敬語を否定してはいないということだ。しかし、伝えるための言葉は「敬語」だけではない。「自分から好意的に話していく」ための言葉を、今一度振り返ってはどうだろうか。
(新刊JPニュース編集部)
◆『嫌われる敬語 好かれるタメ語』
著者:内山辰美
出版社:中経出版
定価(税込み):1365円
発売中
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