レス数が1スレッドの最大レス数(1500件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
【news+】ニュース速報スレ【全般】★9
-
大人向け自習室 新たな居場所に
2012.3.19 08:00 (1/3ページ)[近ごろ都に流行るもの]
お勧めの本を紹介しあう「ブックナビクラブ」の会合=東京都港区六本木のアカデミーヒルズ
「自習室」といえば、「受験生がこもって、ひたすら勉強に励む」というイメージが強かった。が、ここ数年、自宅でできない資格試験や昇進試験の勉強を目的に大人向けの、特に、施設や場所にこだわった高級自習室が増えている。さらに目標の試験が終わっても退会せず、仲間づくりや新たな居場所として利用している人もいるそうだ。(慶田久幸、写真も)
平日の午後7時過ぎ。東京都中央区日本橋の自習室「グランデスク東京」に、会社帰りのサラリーマンが集まってきた。
運営する日本エムティエムによると、会員の多くが周辺の丸の内、日本橋、大手町などに勤務。約8割が資格試験、2割が社内留学で必要な語学などの勉強が目的だという。中には定年後、ここに“出勤”して勉強や読書に励む人もいるとか。
すべて高さ1・5メートルほどの壁で区切られている。個室ではないが、ロールスクリーンで通路から仕切ることもできる。
会員制全席指定で、ブースの広さは幅1メートル、奥行き70センチ程度。料金は広さによって月額1万6500円から2万8000円だが、110席に対し105人の会員がおり、高額のブースから埋まっていくという。
入り口は静脈認証、室内は防音材で遮音し、トイレはフルオートの洗浄タイプ、いすは米スチールケース社製を採用し、会員の4割は女性だという。
日本エムティエムは「生活レベルが向上しており、家庭やオフィスと同じような環境を提供しなければ長時間の勉強できない」と理由を説明する。
同社の社長も営業職をしながら資格試験の勉強をした経験を持つ。「周辺環境を含めて、働きながら勉強する人の気持ちや何が必要か分かる」として整えた設備だという。
一方、港区六本木の六本木ヒルズにある「アカデミーヒルズ」(森タワー49階)。その一部は、会員制の図書室・自習室「六本木ライブラリー」になっている。入会金1万500円、月会費9450円だが、会員は約3200人にのぼる。
蔵書が並ぶ図書室とはガラスで仕切られた自習室で、ひたすら勉強に励むサラリーマンらの姿が見える。ここだけは勉強に集中できるよう窓もない。
運営する森ビルによると、今年度の入会者の入会理由は「勉強(キャリアアップ、資格試験)」が約7割で最も高い。
だが、メンバーによる資格試験の勉強会や英語で討論する会など自主活動サークル「メンバーズコミュニティ」がいくつもできており、「勉強の目的を達成しても、メンバーズコミュニティがあるから会員を続ける人もいます」(森ビル)。
その一つ、読書サークル「ブックナビクラブ」の会合をのぞいてみた。15人ほどが2つのテーブルに分かれて、「元気になる本」「幸せになる本」をテーマにお薦めの本を紹介し合っていた。
1人ずつ、「神(かむ)去(さり)なあなあ日常」(三浦しをん)、「人生がときめく片づけの魔法」(近藤麻理恵)などの内容を説明すると、それぞれが感想や質問をぶつける。「キッパリ!」(上大岡トメ)の話題では、「オレはこたつで寝て、朝起きるのつらいから読んでみよう」と意欲的な意見も出ていた。
会員になった理由について、IT関連企業を経営する沼倉正吾さん(39)は「第二のオフィスとして利用するため入ったが、雰囲気のいい図書館としても使っている」。一方、大学職員の女性(40)のように「職場以外の世界を広げたかった」という人も。
「職場でも自宅でもない、素の自分に戻れる場所として利用している方が増えています」と、ライブラリー事務局の熊田ふみ子課長。
ネット時代だからこそ、人とつながっていたい、特に目的はなくても集まって話したい。そんな利用をしている人も少なくないらしい。これってお酒の出ない「赤ちょうちん」みたいなもの!?
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120319/tky12031908010000-n3.htm
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板