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【news+】ニュース速報スレ【全般】★9

87名無し長右衛門:2011/01/27(木) 23:15:57
<SFCG事件>大島被告「私は無罪」 東京地裁初公判
毎日新聞 1月27日(木)20時58分配信


SFCG元社長の大島健伸被告
 商工ローン大手「SFCG」(旧商工ファンド)の資産を経営破綻直前に親族会社「白虎」に無償譲渡し、SFCGと債権者に損害を与えたとして、民事再生法違反(詐欺再生)と会社法違反(特別背任)などに問われた同社元社長、大島健伸被告(62)は27日、東京地裁(藤井敏明裁判長)の初公判で「私は無罪です。適正価格による債権譲渡です」と述べ、起訴内容を全面否認した。

 検察側は冒頭陳述で、大島被告はSFCGの経営が悪化した08年9月ごろから資産流出を主導したと指摘。「倒産隔離」と称して債権を別の関連会社に移すよう指示したり、白虎への譲渡の日付をさかのぼって登記するために別の親族会社を経由させた形で虚偽登記をするよう社員に指示した、と主張した。

 白虎への譲渡代金が契約書上は約130億円と記載されている点については「白虎は債権譲渡の18日前に資本金10万円で設立されたばかりで、支払う資力はなく実質的に無償譲渡だった」と述べた。

 弁護側は無罪主張の具体的な根拠を明らかにしなかったが、検察側が証拠請求した供述調書などの採用について大半の意見を留保しており、公判は長期化する可能性がある。

 起訴状によると、大島被告はSFCGが09年2月に民事再生法適用を申請する直前の08年12月26日、実質支配する白虎に約418億円の不動産担保ローン債権を無償譲渡し、債権者やSFCGに損害を与えたとされる。

 SFCGを巡っては、日本振興銀行に債権を二重譲渡した問題が表面化。金融庁の検査期間中にSFCGとの取引に関するメールなどを削除したとして、同行の木村剛元会長(48)らが銀行法違反(検査忌避)で逮捕、起訴されている。【伊藤直孝】

 ◇「法律犯すこと何ひとつしてない」

 「私は法律に違反することは何ひとつやっておりません」。大島被告はゆっくりとした口調で無罪を主張し、裁判長を見すえた。黒のスーツにノーネクタイのシャツ姿。トレードマークの短髪は耳下まで伸び、白髪が目立つ。勾留生活が続き、やせた印象だが、検察側の冒頭陳述では体を小刻みに揺らしながらB5のノートに猛烈にペンを走らせた。

 「SFCG経営は私の人生のすべて」。大島被告は周囲に公言していた。78年の創業後、中小企業に高利で素早く融資し、返済が滞ると連帯保証人から回収する手法で急成長。創業20余年で東証1部上場企業に育て上げた。

 だが、強引な取り立てが社会問題化。06年に最高裁が利息制限法の上限を超えた金利を事実上無効とする判断を示して過払い金返還訴訟が急増したうえ、08年の「リーマン・ショック」の影響を受け、経営破綻した。

 破産管財人によると、10年11月現在の負債総額は約3030億円。過払い金は約700億円だが、管財人が確保した資産は約173億円しかなく、配当のメドも立っていない。

 かつて融資を受けた人たちの目は厳しい。東京都内で介護会社を経営する女性(59)は08年9月ごろ、「明日中に全額支払わないとあなたの全財産を差し押さえる」と言われる「貸しはがし」に遭ったといい、被告の無罪主張に「自分のしたことをきちんと認めてほしい」と話した。【伊藤直孝】

◇SFCG資産隠し事件の経緯◇

78年12月 商工ファンド設立

99年7月 東証1部上場

02年11月 SFCGに社名変更

08年秋  債務者約4万人に残金一括返済を求める文書を送付

09年2月 大島健伸社長が退任。東京地裁に民事再生法申請

  3月 債権の二重譲渡問題が発覚。地裁は民事再生手続きを廃止

  4月 地裁が破産手続き開始決定

  6月 地裁が大島元社長による資産流出額を約717億円と査定

10年6月 警視庁が大島元社長ら4人を民事再生法違反などで逮捕。大島元社長のみ起訴

  7月 SFCGとの取引に関するメールなどを削除したとして日本振興銀行の木村剛元会長らが逮捕

11年1月 大島元社長が初公判で無罪主張
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110127-00000099-mai-soci




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