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【news+】ニュース速報スレ【全般】★9

763名無し長右衛門:2012/01/21(土) 22:24:07
その3:資格はうまく使って看板にする

 それでは、資格は全く意味がないのかというとそうではありません。資格を持っているだけではペーパードライバーと同じですが、日々経験を積むことで価値をつくっていくことができます。そして自分の経験や職業を証明する便利な肩書きや看板になったりするのです。

 「女子にメリット大きい公認会計士の資格」のコラムで、公認会計士の平林亮子さんも「公認会計士という資格が“名刺がわり”になり、自分を説明する手間暇が省け、他人からの紹介も受けやすくなる」と言っていました。

 しかし、どんなに難しい資格であっても資格を取っただけでは仕事は来ないので注意をする必要もあります。仕事を取ってくるには「営業力」が別途必要になります。私の経験則では、最初の仕事をいただくまでには特に多くの時間と努力が必要になります。その後も一つ一つの仕事で実績と信頼をつくっていくという非常に地道な努力が必要になるのです。

 「料理研究家で成功、3つの理由」のコラムに登場いただいた家庭料理研究家の長沼麗奈さんもスクールで学んだ後も、レシピを考え続けたり、生徒さんに技術を教えたりと、日々地道な努力を積み重ねているために上手くいっているのです。

 看板である資格と、自分の蓄積されたスキルとの両輪を回転させることにより仕事が上手く起動するということです。

 このように、資格を取れば一足飛びに上手くいくわけではありません。地道な努力ができ、長くお付き合いできそうな資格に絞ったほうがよいといえるでしょう。

 コスト対リターンをしっかりと考え、資格自体に過度な期待を持たずに、看板として上手く使いこなす。これが資格との上手な付き合い方と言えるのではないでしょうか。私はこのような考え方で、比較的ドライに資格とお付き合いさせていただいています。


花輪陽子
1978年三重県生まれ。ファイナンシャルプランナー(FP)、作家・翻訳家。元外資系の投資銀行勤務。OL時代にはまったショッピングによりクレジットカードローンの残高は最大200万円に。お金にコンプレックスがあり、勉強してFPになる。現在は雑誌・新聞・テレビ・ラジオ出演や全国講演などを精力的に行っている。著書に『かしこい節約生活』(大和書房)、『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(小学館)など。主な連載:日経マネー「花輪陽子の家計簿コーチング」/Twitter:@yokohanawa/公式サイト:http://yokohanawa.com/

イラスト/本郷史織




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