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高速バス人気も、トラブル相談2.7倍に 「乗合バス」と「ツアーバス」の違いとは?
MONEYzine 8月14日(日)8時0分配信
長距離の移動に高速バスを利用する人が増えている。例えば、東京−大阪間を、新幹線のぞみで移動すると1万3240円かかるが、JRの高速バスを利用すれば6000円前後ですむ。さらに、インターネット予約や早期予約割引などが適用されれば3500円まで安くなる。
このように手軽で運賃が安いため、高速バスの利用者が増えているが、その一方で、高速バスに関するトラブルが急増している。国民生活センターによると、高速バスに関する相談件数は2006年度から増加傾向にあり、2011年度は前年同期比で2.7倍の相談が寄せられているという。そこで国民生活センターはホームページ上で注意を促している。
トラブルの例としては、「『集合30分前から現地にスタッフが居る』と場所を指示されたが、教えられたのと似たような場所がいくつもあり、様々な色柄のバスがたくさん停車しており、バスを探しているうちに出発時刻を過ぎてしまった」といったものや「乗り場が、工事で変更されていたが、それまで使われていたバス停には案内すら出ておらず、いつも通りバスを待っていたら、乗り遅れた」などが紹介されている。
このような相談が増えている理由の1つに「高速乗合バス」に似た「高速ツアーバス」を展開する事業者が増加したことが挙げられる。「高速乗合バス」と「高速ツアーバス」は、共に代金を支払ってバスに乗るため同じと思われているが、制度や事業構造が異なる。この違いを十分理解していないことが、トラブルの原因となっているケースも多いようだ。
「高速乗合バス」は国土交通省から「路線バス」としての許可を得て、バス会社が運行している。「路線バス」としての許可を受けるために、運行ダイヤや運賃など細かい点まで国土交通省に届け出ており、決められた運行が義務付けられている。また、乗車場所にはバス停の「ポール」が必ず設置されているほか、事前に乗車するバス会社の名前が分かっているため、知らない土地で利用する場合でも迷いにくい。
一方の「高速ツアーバス」は、旅行会社が「募集型企画旅行」として乗客を募集し、貸し切りバス会社に運行を委ねている。そのため、自分がどのバス会社のバスに乗るのか直前まで分からない場合が多く、乗り遅れるケースがある。さらに、「高速ツアーバス」はツアーの1つであるため、利用者のニーズに合わせ臨機応変に運行内容を決めることができるものの、「高速乗合バス」のようにバス停がないことから、指定された集合場所にたどり着けず、トラブルになるケースもあるようだ。
「高速乗合バス」と「高速ツアーバス」は異なるサービスで、それぞれにメリットとデメリットがある。こうした違いを十分に理解して、トラブルに発展しないよう上手に利用したい。
(サイトウ イサム 、 加藤 秀行)
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最終更新:8月14日(日)8時0分
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