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【news+】ニュース速報スレ【全般】★9

60名無し長右衛門:2011/01/19(水) 01:09:05
都会はスギが少ないのに、花粉症患者が多い理由は「アジュバント」――ダイキン、花粉対策セミナーを開催
Impress Watch 1月13日(木)19時0分配信


写真:Impress Watch
 ダイキン工業は、花粉の上手な対策方法を紹介する「ダイキン空気の勉強会」を、13日、報道関係者向けに開催。都市部の花粉は、症状を悪化させる「アジュバント」という物質が含まれており、その対策として同社の空気清浄機が有効であることをアピールした。

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■ 花粉の飛散量は全国的増加。水戸/高崎/大津は特に多い予想

 会ではまず、2011年春の花粉飛散量の予測を発表。環境庁の調査によると、2010年の夏の猛暑により、飛散量は全国的に増加すると見られており、少なかった2010年春シーズンと比べると、全国的には2〜6倍、東海・近畿の一部では10倍との予想が発表されている。飛散量の多い地域としては、茨城県水戸市・群馬県高崎市・滋賀県大津市が挙げられている。

 セミナーの講師を務めたダイキン工業の空調生産本部 ルームエアコン商品開発グループの香川早苗氏は、花粉の飛散量が増えたり減ったりする理由について、花粉は気候の影響を受けやすい点を指摘。「特に、7月に高気温が続き雨も少ないと、スギは“今こそ生命を増やすぞ”と、どんどん増やす準備をしていく。また、1年前の飛散量が少ないと、さらにパワーをチャージしている。今年は残念なことに、その状況が重なっている」という。

 なお、2010年夏が猛暑ではなかった九州や四国は、花粉はあまり育っていないため、平年比よりも飛散量は少ないという。香川氏はこれらの地域を、沖縄とともに、今年の“避花粉地”に利用したいとしている。

■ スギが少ないのに、都会には花粉症患者がなぜ多い? 答えは「アジュバント」

 香川氏はここで、日本のスギ林の面積は増えていないにも関わらず、花粉の飛散量が年々増加し、花粉症患者も増えているというデータを披露。特に、東京/神奈川/埼玉/千葉/愛知/大阪といった、スギの少ない都市圏で花粉症が増えているという。

 香川氏はこの原因のひとつを「アジュバント物質」とした。アジュバント物質とは、花粉などのアレル物質と一緒に吸うことで、アレルギー症状が悪化する物質のこと。都市部の空気には、排気ガスによりNOx(窒素酸化物)やディーゼル排気粒子といった大気汚染物質が多く含まれているが、これらが山から都会へと移動してくる花粉に吸着し、アジュバント物質として体内に取り込まれるという。

 アジュバント物質には、「粒子系アジュバント」「ガス状アジュバント」の2種類があり、これらは花粉とは別に、アレルギー反応を導く体内の免疫系細胞に対して直接刺激を与える。このため、体内のアレルギー抗体の生成が無意味に促進され、アレルギー症状がより悪化させる「アジュバント効果」を引き起こすという。

■ 花粉が家に侵入する経路は「窓」。換気の際は窓を小さく開けるべし

 家庭に花粉が入る経路としては、「窓・換気口」が60%と最も多く、次いで「洗濯物・布団干し」が22%となり、衣類は2%と少ない結果となった。

 花粉の侵入が最も多い「窓・換気口」の対策については、換気する場合には、カーテンを閉めて窓を10cmほど小さく開けたり、換気扇の窓を小さく開けて、利用を短時間に留めるのが良いとのこと。

 「洗濯物・布団干し」については、屋外に干す場合は、花粉が少ない午前中だけにして、その後は部屋干しにするのが良いという。また衣類については、花粉を持ち込みやすいウール製の衣服は避け、花粉が付着しにくく落としやすい綿やポリエステルなどの化学繊維が良いという。

 花粉が多く飛散する時期は、飛散しはじめてから1週間後から6〜8週間の間が、最も花粉量が多くなるという。さらに、気温が高い日や、空気が乾燥したり風が強い日にも多く、特に、前日と温度差が大きい日にはさらに増加する傾向があるようだ。

 また、雨の日には飛散量は少なくなるが、その翌日には2日分の雄花が開花するため、飛散量が多くなるという。

 「花粉の飛散量は一定でなく、日ごとに増えたり減ったりしている。花粉対策は飛散が減っている日に施したい」(香川氏)




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