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【news+】ニュース速報スレ【全般】★9

563名無し長右衛門:2011/07/17(日) 14:09:41
「売上義援金」の水、実は水道水…容器は使用済み 和歌山の夫婦逮捕
2011.7.17 12:00 (1/4ページ)
綛田被告が配送した使用済みのペットボトルに入った水道水(和歌山県警提供)
 東日本大震災に伴う福島第1原発事故で、放射性物質が拡散し水道水に対する不安が広がった。発生直後には、東北、関東地方を中心に販売用飲料水が不足した。そんな深刻な事態に便乗し、飲料水を違法にネット販売した夫婦が5月、和歌山県警に逮捕された。売り上げを義援金として被災地に送るなどとうたい、「和歌山の天然水」と称して販売。が、中身はただの水道水だったり、使用済みの容器に入っていたりと、お粗末極まりないものだった。人の善意に漬け込んだ卑劣な犯行。もちろん、売り上げは義援金として寄付されていない。(田中俊之)

震災に便乗
 事件の発覚は3月末。千葉県の女性から「ネット上で、使用済みのペットボトルに入った水が販売されて問題になっている」と和歌山県に通報があった。通報を受けて調べを進めていた県警生活環境課などは5月30日、無許可で販売目的で飲料水を製造したとして、食品衛生法違反容疑で、同県岩出市内の夫婦を逮捕した。
 県警によると、2人は震災直後の3月中旬、「売上金すべてを義援金として被災地に送る」などと自分たちの運営するインターネットショップなどで宣伝。その直後、大阪府や神奈川県など11都府県の男女約30人に12リットル入りの水約115セットを販売し、約9万3千円を売り上げたという。
 妻(34)は同罪で略式起訴され罰金30万円を支払ったが、夫の綛田(かせだ)真大被告(30)については、飲料水と偽って水道水を販売していたとして詐欺容疑で再逮捕、食品衛生法違反と詐欺の罪で起訴された。起訴状では、3月中旬、販売用の飲料水と偽り、東京都の男性(20)に使用済みのペットボトルに入れた水道水約60リットルを約4千円で販売したとしている
和歌山県警によると、購入したこの男性は、水道水を飲むのが苦手な母親のために、ミネラルウオーターをスーパーに買いに行ったが買い占められていたため、ネットで飲料水を探していたところ、綛田被告が販売する水にたどり着いた。やっとの思いで手に入れたが、送られてきたのは、ラベルもなく密閉もされていない使用済みのペットボトルに入った水道水。家族が口にしたが、異様な味がしたため、すぐに飲むのをやめたという。

ネットが炎上
 綛田被告らが水を販売していたネットショップのサイト上では、購入者とみられる人たちからの苦情の書き込みが3月末から相次いでいた。ある購入者は「被災した知人に送るために買ったが、フタが密閉されておらず、こんな水は送れない」。また、別の購入者からは「密閉もされていないリサイクルペットボトルにどこでくんだかもわからない水…。本当にだまされた気分です」などと苦情があった。
 購入者の悲痛な叫びに、綛田被告らの対応はあまりに身勝手なものだった。「(発送は)4月上旬の予定とさせていただいておりましたが、(販売するつもりだった天然水の)製造元が突然に、それも一方的に商品の取引を停止してきたために、お買い上げいただきました皆様方への発送ができなくなります。〈中略〉お買い上げ頂いたお客さまは、大変お手数ではございますが、キャンセル扱いとさせていただきます」などと注文を強制的にキャンセル。さらに、商品に関する問い合わせは製造元会社にしてほしい旨を述べ、責任を丸投げした。
ただ、製造元会社によると、「契約してほしいと持ちかけられたが、正式に契約はかわしていない」という。このため、夫婦はスーパーで製造元が販売する本物の天然水を購入して、ネット販売しようとしていたとみられる。
 しかし、そもそも製造元では2リットルのペットボトルでしか天然水を販売していない。にもかかわらず、綛田被告は500ミリのペットボトルや業務用のポリタンクを使用。かなり無理がある計画だったことがうかがえる。




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