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【news+】ニュース速報スレ【全般】★9

1062名無し松江城主:2012/04/10(火) 11:46:14
ニセの適応、ニセの自主性、ニセの学力
2012年04月02日 19:07古山明男
http://blogos.com/article/35601/
 小学生のとき、恥ずかしかったのが、先生の前だと「良い子」になる子たちだった。見ているだけで、私のほうが恥ずかしくなって、ジタバタしたくなるような気分だった。
 先生も親も、それが見抜けないのだった。
 今となれば、そういう子にこそ愛情が必要だと知っている。でも、子どものときは、そこまでわからない。

 「良い子」だけではない。学校は、作り物がまかり通るところだった。

  ニセの適応。 クラスの中にいても、問題さえ起こさなければ、適応できていることになる。後年、集団生活に息切れする。 

  ニセの自主性。 課題を与えられて、それをやったら自主的ということになる。後年、自分が何をしたいのかわからなくなる。

  ニセの学力。 丸覚えでも、あてづっぽうでも、点数を取らなければならないのである。後年、物事への洞察力が不足する。

 ホンモノの部分ももちろん形成されているのだが、しかし、ニセモノが学校のフィルターにはひっかからないで素通りするのである。それどころか、むしろ、子どもが表面だけツジツマを合わせてニセモノになることが、称揚されている。

 どうしてそういうことになるのかなあ、と大人になってから改めて考えた。先生個々人や、個々の学校のせいではなさそうである。

 やはり学校が、「お役目」を遂行するだけの官僚組織であることに行き着くと思う。官僚制組織の中では、結果は、客観的なものでなければならないのである。ニセでもいい、指標をクリヤーさせるところなのである。

 ニセモノが横行することを、学校のせいだけにしては申し訳ないと思う。でも、学校は「なにがほんとうのことか」の手ほどきをできるところのはずである。利害や、力関係で動機づけることなら、家庭でも地域でもできるのである。




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