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【news+】ニュース速報スレ【全般】★9
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ただし、成功例ばかりではない。
さいたま市は10年8月に電気を止められた無職男性(当時76歳)が熱中症で死亡したことを受け、同年9月に電力やガス会社と滞納世帯について協議。だが、滞納者が必ずしも生活困窮者ではないなどの理由で、滞納者から相談があった場合のみ、事業者が市などに連絡することに。このため今年2月の3人孤立死まで、電気やガスの停止情報は市に伝わらなかった。
埼玉県蕨市のケースでは孤立死発見直前の3月30日、市水道部とメーター検針や料金徴収の業務委託会社が、異変を察知すれば連絡するとの協定を結んだが、対象は原則、高齢者などに限られ、働き盛りの単身世帯は対象外だった。
孤立死を受けた協議で議論となるのが個人情報の壁だ。さいたま市の対策会議では、異変情報提供について東京電力が「同意なく個人情報を提供することを禁じる個人情報保護法の観点から困難」との認識を示した。孤立死を受け、立川市で3月14日に開かれた自治会の集会で、田村拓次会長(63)は訴えた。「人間の連帯かプライバシーか。どちらが大事なのか問いたい」【澤本麻里子、中川聡子】
◆今年に入って判明した主な孤立死◆(※年齢はいずれも当時)
<1>札幌姉妹孤立死 1月20日夜、札幌市の賃貸マンションで無職の姉(42)と知的障害者の妹(40)の遺体を「12月中旬から連絡が取れない」と管理会社から通報された警察が発見。姉は病死、妹は凍死の模様。ガスは11月末、電気は1月初めごろに停止。
<2>大阪・豊中白骨遺体 1月26日午後、大阪府豊中市の民家で白骨化した遺体を訪問者が発見。生きていれば74歳の住民男性だったが、室内のカレンダーは02年1月のままだった。
<3>東京・立川母子孤立死 2月13日昼、東京都立川市のマンションで死後約2カ月たった母(45)と知的障害児の次男(4)の遺体を発見。ガスが長く使われていないと管理会社から知らされた親族が警察に通報。母はくも膜下出血、次男は衰弱死とみられる。
<4>さいたま3人変死 2月20日昼、さいたま市のアパートで男性(64)と妻(63)、長男(39)の死後約1、2カ月の遺体を「応答がない」との連絡を管理会社から受けた警察が発見。死因は不明。3人は01年ごろ秋田県から転居し、11年8月ごろから家賃を滞納、水道や電気、ガスも止まっていた。
<5>立川母娘孤立死 3月7日夕、立川市の都営アパートで母(95)と娘(63)の遺体を安否確認に来た同市職員らが発見。娘は病死、母は衰弱死とみられ、死後1カ月前後。
<6>東京・足立2人変死 3月11日午前、東京都足立区のアパートで住民男性(73)と同居女性(84)の遺体を、訪れた男性の知人が発見。男性は死後約1週間、女性は3〜4日。いずれも病死か。
<7>埼玉・川口母子変死 3月14日午前、埼玉県川口市の住宅で年金生活の母(92)と息子(64)の遺体を「新聞が2、3週間たまり変」と思った近隣住民が発見。いずれも病死か。
<8>横浜母子孤立死 3月17日に、横浜市の住宅で2人暮らしの母(77)と小児まひで重度の知的障害がある息子(44)の遺体を息子の通う福祉施設の職員が昨年12月6日に見つけていたことが判明。母は高血圧と糖尿病を患い11月末に病死、息子は発見前日に肺気腫や呼吸不全で死亡したとみられる。
<9>埼玉・入間孤立死救出 3月22日、埼玉県入間市の民家で、応答がないのを不審に思ったヤクルト女性配達員が警察に通報し、孤立死の可能性があった精神疾患の男性(45)を救出。世話をしていた母(75)は病死しているのが見つかり、死後10日ほど経過。
<10>埼玉・蕨白骨遺体 4月1日昼、埼玉県蕨市のアパートで住民男性(45)とみられる死後2年以上の白骨遺体を管理会社が発見。
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