したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1500件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【news+】ニュース速報スレ【全般】★7

911名無し長右衛門:2009/03/11(水) 02:13:17
<町田女子高生刺殺>少年の責任能力2審も認定 東京高裁
3月2日11時56分配信 毎日新聞

 東京都町田市で05年11月、都立高1年の古山優亜(こやまゆうあ)さん(当時15歳)が刺殺された事件で、殺人罪に問われた元同級生の少年(19)=当時16歳=の控訴審判決が2日、東京高裁であった。中山隆夫裁判長は、懲役11年の実刑とした1審判決(07年7月)を支持し、弁護側の控訴を棄却した。1審に続いて責任能力の有無が主な争点となったが、判決は「精神障害の影響で相当興奮した状態だったが、完全責任能力はあった」と認定した。
 弁護側は「少年は広汎性発達障害の影響で著しいパニック状態に陥っていた。当時は心神喪失か心神耗弱状態で、殺意もなかった」と主張した。
 中山裁判長は(1)凶器の包丁を意識して台所から持ち出している(2)十分に認識して首を切り裂いている(3)犯行後、包丁を捨てる証拠隠滅をしている−−などから「確定的な殺意が認められる上、善悪を判断して行動する能力に欠けたり、著しく減退した状態になかった」と完全責任能力を認めた。
 また、弁護側は「障害を持った少年は少年院に収容し、治療すべきだ」として保護処分が妥当と主張したが、中山裁判長は「障害の程度は重いとまでは言えず、刑務所でも一定の療育効果は期待できる。顔や首を多数回切りつける際立って残忍な犯行であり、事件の重大性からすると、更生のみに重きを置くことで社会の納得を得ることはできない」と退けた。
 判決によると、少年は05年11月10日夕、町田市本町田の古山さん方を訪問し、古山さんの顔や首を台所にあった包丁で切り付けて殺害した。中山裁判長は「犯行の経緯や動機は不明とせざるを得ない」と述べた。 
 最後に中山裁判長は「(判決は)不本意かもしれませんが、あなたがすべてありのままに語っているとは思えませんでした。被害者やその母親に心からわびてほしい。事件に向き合い、自分のしたことを見つめ直してほしい」と少年を諭した。【伊藤一郎】

 ◇優亜さんの母「棄却当然」
 優亜さんの母君子さんは「控訴棄却は当然だと思います。被告には、自らの罪に真摯(しんし)に向かい合ってほしいです」とのコメントを出した。
 【ことば】広汎性発達障害 自閉症、アスペルガー症候群など、自閉症障害の総称。対人関係を築くのが苦手で、限られた人物に執着する傾向がある。共感性や集団行動に困難が伴うとされる一方、記憶力など優れた能力を発揮する場合もある。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板