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【news+】ニュース速報スレ【全般】★7

547名無し長右衛門:2009/02/07(土) 16:35:39
<派遣切り>日系ブラジル人、農業で再出発 埼玉・上里
2月7日15時1分配信 毎日新聞
小松菜を収穫する日系ブラジル人のオヤカワさん(左から2人目)ら=埼玉県上里町で2009年2月5日、町田結子撮影

 派遣の仕事を失った埼玉県に住む日系ブラジル人が、畑に活路を求め始めた。派遣時代より収入は劣るものの、「家族を養うためどんな仕事でも頑張る」と必死だ。厳しさを増す雇用情勢の中、農業に望みを託す。
 群馬県境に位置する人口約3万人の埼玉県上里町は、外国人登録者1265人(1月1日現在)のうち844人がブラジル国籍。日系ブラジル人スタッフがそろう派遣会社「ティー・エス」には400人以上が登録し、町内の工業団地などで働いていたが、約300人が派遣切りや雇用止めで職を失った。
 隣の本庄市にあるハローワークは昨年11月ごろから外国人が激増。今年から週3日配置したポルトガル語通訳がいる日は、日系ブラジル人らで込み合う。
 ティー社の斎藤俊男社長(41)は20年前、ブラジルから来日して成功し、日本国籍を取得した。「日本経済の再生を待つのではなく、自分たちが再生のすべを考えなければ」。副業として50アールの畑で野菜栽培をしていたが、会社での農業経営を決意した。
 1月。就農に意欲を示した約30人の元社員と農家を見学、専門家から野菜の栽培法を講義してもらった。新たに50アールを借り計1ヘクタールの農地で、今月中旬から小松菜やホウレンソウのハウス栽培を始める。軌道に乗るまで賃金は支払えないが、斎藤さんは「国産野菜の需要は必ず高まる。将来、10倍の耕作地で多くの日系人を雇いたい」と話す。
 町内で小松菜を栽培する小暮郁夫さん(56)は1月から斎藤さんの紹介で、日系ブラジル人の元社員7人をパートとして雇った。
 時給750円。派遣時代の時給は1000円を超え、残業代もあったが、妻と1歳の長男がいる3世のダルレイ・オヤカワさん(31)は「技術を身に着け、将来は畑を持ちたい」と意欲的。妻子と4人家族の原サダオさん(34)は「働くのは家族のため」と話す。
 小暮さんは「新たな土地取得は農地法の規制があり、学ぶにも言葉の壁があるが、農業は地域に支えられている。喜んで教えたい」と協力を惜しまない。【町田結子】




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