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【news+】ニュース速報スレ【全般】★7
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■分かれる対応
海外勢でもデルが9万9800円だった12・1インチの商品を12月2日に6万4800円に値下げした。低価格化の流れは、画面サイズが9インチ程度のミニノートサイズばかりでなく、画面の大きい機種にも広がりつつある。
今のところ、5万円パソコンに対する国内メーカーの対応は2つに分かれている。東芝、NECに続き、富士通が参入を検討する方針を明らかにしているものの、ソニーとパナソニックは参入を表明していない。市場拡大が見込めるとはいえ、5万円程度の価格では採算性に乏しく、従来品の値下がりも招きかねない。
だが、このまま海外勢の“侵攻”に目をつぶっているわけにもいかない。NECによると、10月と11月の2カ月はノートパソコンの販売台数が対前年で23%伸び、このうち5万円パソコンの押し上げ効果が8割ほどを占めた。NECパーソナルプロダクツの渡辺敏博・商品企画本部長は「既存ノートも前年を上回っており、大きなカニバリゼーション(共食い)は起きていない」としている。東芝、NEC以外でも5万円パソコン市場に打って出るメーカーが出てくるはずだ。
「低機能、低価格」から「高機能、低価格」へ−。5万円パソコンは今年、さらに付加価値を増し、市場を牽引(けんいん)することは間違いない。
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■目的、好みに合わせた選び方を
低価格で買い得感のある5万円パソコン。国内メーカーも参入したことで、品ぞろえも増え、店頭ではどの機種を選ぶか迷いそうだ。だが、従来のパソコンに比べて、安いのには理由がある。パソコンの心臓ともいえるCPU(中央演算処理装置)などの性能を抑え、搭載ソフトも限定されている。パソコンに詳しいフリーライターの山田祥平さんは、「どういう目的で使うかをしっかり考えてから買うべき商品」とアドバイスする。
5万円パソコンの多くは、CPUにインテルの「Atom」を採用している。携帯端末用の省電力品で、動画表示など高速のデータ処理を必要とする用途には向いていない。このため、外出時のメールのやり取りなどに使い方は限定され、あくまで2台目用と考えた方がいい。
山田さんは、「多目的に使うなら従来型のノートパソコンを買った方がいい」という。従来品も低価格化が進み、5万円台からと手ごろになっている。
多くのメーカーが参入し、ラインアップは増えたものの、「性能面でメーカー間の大きな違いはない」という。買うなら性能はあまり気にせず、デザインなど自分の目的や好みに合わせて選んだ方がよさそうだ。価格は国内メーカー製の方がやや高いが、手厚いサポートを受けられる魅力がある。
一方、最も注意したいのは記憶装置だ。5万円パソコンの記憶装置には、半導体メモリーを使った新型のSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)と、ハードディスク駆動装置(HDD)の2種類がある。SSDはHDDに比べ記憶容量がかなり少ないものの、メールのやり取りやウェブサイトの閲覧程度なら十分に使える。情報に素早くアクセスでき、耐久性も優れている。これに対し、大容量のHDDは、画像などを大量に保存したい場合に便利だ。
「2台目用の5万円パソコンは使い方が大事」と山田さん。製品選びだけでなく、自宅のパソコンとうまく使い分けるなどの工夫も必要になりそうだ。
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