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【news+】ニュース速報スレ【全般】★7
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■終わりなき不正との戦い
「割賦代金の未払いが増えれば貸し倒れ損失が膨らみ、経営に大きな影響が出る。しかも、不正に詐取された携帯が振り込め詐欺などに悪用されれば、社会的責任も問われる」
危機感を強めたソフトバンクは、19年年9月に佐久間氏を旗振り役とする「不正対策プロジェクト」が立ち上げ、“水際作戦”に乗り出した。
まず実行したのが、それまで認めていた住民基本台帳による契約の中止だ。強制解約した契約内容を詳しく調べた結果、台帳による契約が多数を占めていたためだ。転居を繰り返すことで複数の台帳を入手し、これを不正に利用するという手口だった。
不正契約はいったんは沈静に向かったが、犯罪者はすぐに偽造した精巧な運転免許証やパスポートを使うようになった。佐久間氏は「網の目をかいくぐる犯罪者とのいたちごっこ」と唇をかむ。
昨年3月には、売買ルートを断ち切るため、ネットオークションの運営会社に出品制限を要請、ヤフー、楽天の協力を取り付けた。さらに他社に先駆け、個人信用情報機関のCICを活用し、契約時の与信管理を厳格化するなど、不正対策の仕組みは、徐々にではあるが整いつつある。
「敵は日々進化している。一網打尽というわけにはいかない。これからは敵に応じて、一本釣りでいく。対策に終わりはない」。佐久間氏は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
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