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【news+】ニュース速報スレ【全般】★7
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人気のまきストーブ、ご注意を 天井裏の炭化で突然発火
1月23日12時9分配信 中日新聞
環境への配慮やレトロな外見から、最近人気のまきストーブ。だが、普及に伴って、まきストーブが原因の火事も目立つようになった。煙突と接する壁や天井裏の木材が熱せられて炭化し、ある日突然発火したケースがほとんど。松本広域消防局は注意を呼びかけている。
同消防局によると、まきストーブが原因になった管内の建物火災は、2004年と05年にはなかったものの、06年は2件、07年は5件発生。08年にも2件起き、1件は木造2階建て住宅を全焼し、もう1件は発見が早かったため天井裏を焼いた程度で済んだ。
9件のうち7件が、煙突の熱で住宅の壁や屋根裏が次第に炭化し、火が出た「長期低温着火」が原因。
残りの2件は、煙突の外側に付着した落ち葉や煙突の掃除を怠って内部にたまったタールなどから出火した。
長期低温着火を防ぐために、通常は煙突を通す壁部分に「めがね石」と呼ばれるダイアトマイト(珪藻土(けいそうど))製の断熱材をはめ込み、煙突内部は二重にするなどして、熱が壁に伝わりにくくする防火対策が施されるという。
しかし、過去3年間に起きたまきストーブ火災の9件すべてで、めがね石が使われていないか、設置が不十分だった。自分でまきストーブを設置したケースでは、ほとんどでめがね石が付けられていなかった。
松本市内でまきストーブ専門店を営む高山良一さん(62)は「設置の安全基準を守り、掃除などのメンテナンスをきちんと行えば、まきストーブは安全な暖房器具」と指摘する。設置は業者に依頼し、管理を徹底してほしいと話す。
同消防局予防課の赤羽順課長は「長期低温着火は気が付きにくく、発見が遅れる。定期的に点検してほしい」と警鐘を鳴らしている。
(宿谷紀子)最終更新:1月23日12時9分
しなの見聞録:利用広がる、まきストーブ 森林保全に効果も /長野
1月11日13時1分配信 毎日新聞
南アルプス山ろくの大鹿村の村有林で、このほど開催された間伐木を採集するイベントに、多くのまきストーブを使っている人々が参加した。化石燃料を使わず、森林保全にも役立つため、県内でも愛好者が増えているというまきストーブ。魅力の一方で、まき入手の苦労など課題を探った。【仲村隆】
12月初旬、大鹿村の林道沿いのアカマツ林に十数人が集まった。参加者らは手にチェーンソーなどを持ち、間伐されたアカマツやヤマハンノキの丸太を適当な長さに切り、手分けして用意した軽トラックに積み込む作業に汗を流した。
県下伊那地方事務所主催のイベント「“薪(まき)取り”in 南信州」には、まきを求める参加者が地元下伊那郡だけでなく、飯田市や上伊那郡からも集まった。同事務所が同様のイベントを開催するのは3回目。里山保全に貢献でき、まきを得られるとあって参加者が毎回増えている。
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最近、まきストーブはデザインに優れた輸入製品が増え、地球温暖化防止にも役立つなどの観点から見直されつつある。
販売を手掛ける飯田市の村沢産業の村沢英彦社長は「若い人たちが家を新築する際などに設置するケースが増えている」と言い、まきストーブの輸入卸会社「ファイヤーサイド」(駒ケ根市)も「この5年間で販売実績は右肩上がり」と言う。
また、地球温暖化防止対策の一つとして飯田市などで助成金を出し、行政が後押しする動きもある。
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一方、愛好者の頭を悩ませるのがまきの入手。中型のまきストーブでも1日、5、6本入りのまき束(数百円)が数本必要で、高いコストがかかる。同地方事務所のイベントに参加した飯島町七久保の畠中伸久さん(58)は「知人は購入に頼ったら月額4万円もかかった。自前でまきを手に入れる工夫が必要」と話す。
大阪府から飯島町に移ってきた畠中さんは、近くのIターン仲間で、まきを手に入れるためのグループを作った。伐採が必要な古いリンゴやナシの木の情報を得るため果樹農家とコミュニケーションを取ったり、付近の里山での間伐作業に参加したりと“工夫”を欠かさない。
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同事務所は今回のイベントを通じて、愛好者らが里山の整備や山林の獣害防止のために労力を提供し、代償としてまきを得られる仕組み作りを模索する。
将来の方向性について、同事務所林務課の春日嘉広係長は「まだ試みだが、県の重要課題である山林保全にも協力してもらえるような方向に持っていきたい」と話す。
まきストーブの普及が地球環境に優しいというだけでなく、愛好者らが山林保全にどう一役買っていくか注目されている。
1月11日朝刊 最終更新:1月11日13時1分
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