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【news+】ニュース速報スレ【全般】★7
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足利事件 菅家受刑者「じんときた」と涙
5月9日2時40分配信 産経新聞
被害者の衣類に付いた体液はDNA型鑑定の結果、受刑者とは別人だった。19年前、女児が殺害された足利事件。菅(すが)家(や)利和受刑者(62)の再審開始の公算が大きくなった。「真犯人ではない明確な証拠だ」と喜ぶ弁護団。菅家受刑者は「じんときた」と涙を流した。専門家からは「当時の水準の低かった鑑定に対する評価を誤った」と裁判所への批判の声も上がった。
東京・霞が関の司法記者クラブで8日、会見した菅家利和受刑者の弁護人、佐藤博史弁護士は「当時の鑑定が完全に誤りで、菅家さんが真犯人ではないことが明らかになった。すぐに再審を開始すべきだ」と述べた上で、捜査当局や裁判所を「当時の鑑定技術は証拠に使えるほどの水準になかった。それでも証拠として採用したことを反省すべきだ」と非難した。
弁護側は捜査段階の鑑定を疑問視して平成9年、最高裁に対して再鑑定を申し立てたが退けられている。佐藤弁護士は「事件はすでに時効が成立した。最高裁が再鑑定しなかったことで、真犯人を追及する機会を逸した」と声を荒らげた。さらに検察側に「鑑定結果を素直に受け止めるのか。今後の対応が問われる」と注文を付けた。
確定判決では、菅家受刑者の自白も有用な証拠として認めたが、佐藤弁護士は「鑑定結果を突きつけられて、菅家さんは犯行を認めた。取調べの中で追いつめられての虚偽自白だったことは明白だ」とした。
無罪を訴えている別の事件の被告や受刑者については「無罪の有用な証拠にもなり得る。DNA型鑑定を行う権利を与えるべきだ」と付言した。
一方、鑑定結果をふまえて、別の弁護士が服役中の刑務所で菅家受刑者と接見したことも明かし、菅家受刑者は「(鑑定結果が)違うと聞いてじんときた。一刻も早く出してもらって両親の墓参りがしたい」と涙ながらに語ったという。
■足利事件 平成2年5月12日、栃木県足利市のパチンコ店を父親と訪れ、駐車場で1人で遊んでいた保育園児、松田真実ちゃん=当時(4)=の行方が分からなくなり、翌日近くの河川敷から遺体で見つかった。菅家利和受刑者(62)が誘拐して絞殺したとして、1年半後の3年12月に殺人などの容疑で逮捕され犯行を認めたが、1審途中で否認に転じた。DNA型鑑定や自白の信用性が公判の争点となり、最高裁は12年7月、鑑定結果の証拠能力を認め、無期懲役が確定していた。
足利事件 DNA不一致…菅家受刑者「じーんときて涙」
5月8日23時11分配信 毎日新聞
会見後も「足利事件」のDNA再鑑定結果について記者に説明する弁護団の佐藤博史弁護士。手前は鑑定書=東京・霞が関の司法記者クラブで2009年5月8日午後6時26分、三浦博之撮影
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